★★/ドン・キホーテ藤田Bar(新宿)/日本酒の会 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

数日前の夜。


新宿5丁目の名店「ドン・キホーテ藤田Bar」さん。


数か月に一度「日本酒の会」なるものが開催されているそうだ。


今回はマスターにお誘いを受けていたので、予定していた接待を断って駆け付けた。


19時にお邪魔するとすでにカウンターの席は埋まっている。


常連さんがそれぞれ自慢の清酒を次々に持ち込んでくる。


知らなかったので手ぶらで来たが、次回は故郷の酒「鍋島」を持って来よう。


席に座るととりあえずのジンリッッキー。


いつもながら藤田さんの作るジンリッキーは格別。


常連さんの手土産のパンをおすそ分けしてもらう。


いつの間にかテーブル席も埋まり店内満席。

 

名前は書けないがお隣は歌手と指揮者の方。


いつもとは違う和服姿にたすき掛けのマスターも孤軍奮闘。


とはいいながらも、カウンター席のお客はテーブル席まで運んだりとみんなでお手伝い。


銀座とは違い、初めて会ったのにすぐに仲良くなれるのも新宿のBARの特徴。


料理もカウンター席の端から大皿で回ってくるのでそれぞれ取り分ける。


スペイン料理だけかと思いきや、和食もこなすマスターの手作り料理はどれも美味い。


マスターの目利きで仕入れた酒や、常連客持参の酒がどんどん空けられていく。


どれも文句なしに美味い酒だ。


お猪口にも藤田さん。


殻から出すのに苦戦していると、マスターがひょいと取り出してくれたツブ貝。


見た目はちょっとアレだけど、お酒とは相性よしこサン。


ごはんは最後の〆ではなく早めに出てくる。


この方が変な酔い方をしないというのがその理由。


アサリや海老の入った海鮮の炊き込みご飯。


もち米をちょっと加えるのが藤田流だそうだ。


茹でたじゃがいもにイカの塩辛?


何とも不思議な組み合わせだがこれは美味い!


イカは内臓を取り除き、謎の「藤田醤油」に漬け込んだものだそうで、塩からというより沖漬けに近い。


「夢さん手を出して!」


ほいっ!


大根に大葉と味噌を挟んだもの。


銀座の鮨屋「九兵衛」でも定番だよね。


塩鮭。


たらことか苦手なものは手を付けなかったが、カウンターを埋め尽くす酒と肴。


お酒もどんどんすすむクン!


一体どれくらい飲んだんだろう。


時計を見ると22時。


撃沈する前に退散するとしよう。


いつもおいしいお酒と料理に感謝を込めて
「ごちそうさま!」

 

【お店】 ★★
・ドン・キホーテ藤田Bar
・東京都新宿区新宿5-11-29

http://www.fujita-bar.in.net/