「半チャンラーメン!」~上野・民華~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

今週はコートを脱いで通勤し始めて、気分も春爛漫。


5月からはクールビズも始まり、スーツも着なくなる日も近いが、それまでに何とかしたいのがお腹の脂肪。


今は上着でごま化しても、隠すものがなくなる前にダイエットも頑張ろう!


万歩計の目標は2万歩だけど、冬の間は1万5千が精一杯。


朝の上野公園の散歩も再開し、なんとか2万歩を達成したいと思う。


ランチに向かったのは御徒町、昭和通り沿いにある「民華」さん。


創業は昭和22年。


近所のサラリーマンには絶大の人気があるお店だけど、なんとなく入りにくい雰囲気があるでしょう?


でも注目してほしいのは「のれん」


私はどの店でものれんは必ずチェックするけど、ここはいつ行っても汚れていたり、色褪せてるのを見た事がないが、こんなお店は絶対に間違いない。



寺門ジモンさんって最近グルメ本も見かけるけど、食べタレに路線変更?


どっちでもいいけど、本の中ではこの店を大絶賛。


メニューは壁3面いっぱいに数十種類のレパートリー。



こちらは洋食メニュー。


前回と同じ半チャンラーメンを注文。


名物の餃子は1個単位で注文できるのもありがたい。


4人掛けのテーブルはどこも満席&相席。


私と初老のサラリーマンとガテン系の不愛想なおじさん2人・・・


意外にOLにも人気の店なので、若いOLと相席のお隣のオジサンがとてもうらやましい。


元気いっぱいのオバちゃん、次々にオーダーを取り、提供も行い、会計もやるけど、伝票なんざ使わない。


しっかりお客の顔と注文と順番は頭の中にあるようで、これもプロの仕事だと感心しているうちに出来上がり。


●半チャンラーメン(860円)



これが正統派の東京ラーメン。



これで半チャンなら丸ごとは倍の量と思うと恐ろしくなってくる(笑)


それではいただきます割り箸



これですよこれ!


最近人気のニューウエーブ系と言われるラーメンには全く関心がないけど、ラーメンの味って昭和30年代にはすでに完成していたと思う。


古いものがなんでも良いと言うつもりはないが、最近のラーメンでホントに美味しいと思ったのってほとんどないもの。


ラーメン屋なんてやろうと思えば素人でもできるし、難しいものじゃない。


それをあーだこーだとひねくりまわして難しくしているのが最近のラーメン界の風潮。


流行を追う様な事は一切なく、鶏ガラスープに野菜とかつお節という昔の味を頑固に守り続けているこのスープを一口飲めば、私の言ってる事が納得できるはず。



とろける様なチャーシューなんかが流行る不思議な時代だが、これがホンモノ。



東京ラーメンに「なると」は必需品。


海苔もそうだが、あくまで原型は中華「そば」なんだよね。



ちょっとしょっぱいけどまあいいか?



麺も昔風のシンプルなちぢれ麺。


チュルルンしてていい食感。


炒めたてのアツアツのチャーハン


最近は作り置きの店も見かけるけど、あれは2度と食べるもんか!って思うよね。


もちろんお腹もいっぱいで大満足。


アレッ、ダイエットはって、まあ明日から始めましょうかね(笑)


美味しい食事に感謝をこめて「ごちそうさま!」



【お店】 
・民華
・東京都台東区台東3-41-5

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