「フィガロの結婚とごちそうさん」 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

先日本屋さんで見つけたこの本。

NHK朝ドラ「ごちそうさん」のレシピ本。

開明軒のハイカラ料理から大阪の始末の料理まで、番組に登場した料理が全て掲載されています。

暑くなったら焼き氷はぜひ作ってみたい。

のりこちゃんの「焼き氷の歌」も良かったですよね♪


オムライスからハモニカまで多彩なレシピと読み物としても楽しめます。


昨日はお彼岸とはいえ墓参りは遠いのでやんぴして、朝5時から朝風呂で身を清め、のんびりとオペラのDVD鑑賞をしながら飲んでました(笑)

モーツァルトの「フィガロの結婚」


歌劇『フィガロの結婚』
 ブリン・ターフェル(Br:フィガロ)
 ロドニー・ジルフリー(Br:アルマヴィーヴァ伯爵)
 ヒレヴィ・マルティンペルト(S:伯爵夫人)
 アリソン・ハグリー(S:スザンナ)
 パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms:ケルビーノ)
 スーザン・マッカラフ(Ms:マルチェリーナ)
 カルロス・フェレール(Bs:バルトロ)
 フランシス・エジャートン(T:バジリオ、ドン・クルツィオ)
 ジュリアン・クラークソン(Bs:アントニオ)
 コンスタンツェ・バッケス(S:バルバリーナ)
 モンテヴェルディ合唱団
 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
 ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
 ジャン・ルイ・タマン(演出)
 1993年6月、パリ、シャトレ座でのライヴ収録

「ごちそうさん」も「フィガロの結婚」もドタバタな日常を滑稽に描いていますが、ドラマの中でも、オペラの国の住人たちもみんな愉快で良い人ばかり。

意地悪な和江姉さんはマルチェリーナってところでしょうか♪


部下の結婚式の当日に花嫁を口説いていた伯爵も悪事露見で夫人に平謝り。「コンテッサフェルドーノ」のラストシーンはいつ見ても感動的。

最後は「さあ、結婚式の続きをやろう!」で幕が下りますが、ハッピーエンドで終わるドラマは気持ちのいいものです。

シンプルな舞台でこじんまりとした演出なんですが、その分人物がひじょうに分りやすい演出。

主役のフィガロやアルマヴィーヴァ伯爵がやや見劣りするんですが、脇役陣は頑張っていますね!

エジャートンなんて芸達者もいいとこで爆笑の連続!

ユーチューブで同じDVDの映像を見つけたんで、大好きなケルビーの2つ目のアリア「恋とはどんなものなのか教えてください」


恋にあこがれる少年ケルビーノ役はソプラノのパメラ・ヘレン・スティーヴン。

芸達者なスティーヴンちゃん、最初は恥ずかしそうにオドオド歌いだすんですが、途中から情感を込めてたっぷり歌いあげます。

歌詞はこんな感じでです。

恋とはどんなものなのか ご存知のご婦人方
教えてください 僕が恋をしているのかどうか

僕が感じるままにお話しすれば、
初めてのことばかりで、理解できないのですが
憧れに満ちた感情があります

はしゃいだと思えば 苦しみに苛まれる
凍ったかと思えば 炎のように燃え上がり
次の瞬間また冷めてしまう
自分以外の誰かに幸せを探し求めていますが
誰が持っているのか それが何かもわからない
溜息をついたり うめいたり
ときめいたり 震えたり
昼も夜も心の安らぎはないけれど でもいつも悩んでいる時が楽しいのです

恋とはどんなものなのか ご存知のご婦人方
教えてください 僕が恋をしているのかどうか



にほんブログ村 グルメブログ フードアナリストへ
にほんブログ村