非日常効果 | musucariさんの 日々是リハビリ

musucariさんの 日々是リハビリ

2014年、脳出血から左片麻痺になりました。MUSUCARI BREEZEとして ハンドメイド雑貨を作っていた私のその後の暮らしと リハビリや関わる全ての皆さんから教わったことをたくさんの方におすそ分けしたくて綴ります。

お世話になっている医療法人では介護保険利用者に「非日常」を味合わう機会をたくさん企画してくれます。その効果は明らかに現れていると感じています。


高齢の利用者さんたちは「身体も言うこときかなくなったし、面倒だし・・」と、お家に引きこもりがちです。

年中行事としていろんなイベントを企画してくれる法人のおかげで、参加することで「それならちょっと出てみようか」という気分にさせてもらえます。


直近のお楽しみはこれ




法人内の職員さんたちが業務の中、患者さんや利用者さんとの触れ合いで感じたことをエピソードを混えて作文にし、それを発表します。

それはいくつかに分けられたブロックで予選審査を経て、予選会通過の数名の職員さんの作文に「神話」と名付けられ、この日最終者として選ばれるのです。

賞をゲットした発表者は 6月開催の 今年度入社式後の「CS大会」で「神話発表が行われます。


今年はこの発表会に 利用者のみんなが連れて行ってもらえることになりました。


これに行くための送迎つき。

その日はいつもの運動メニューは無し。(このためだけで半日利用者は帰宅)

という条件つきです。


「この条件ですが参加されますか?嫌なら欠席も可能です。」という説明が今朝ありました。

最初は「えー、それなら行かない。」と言っていた方々も 「○○さんも行きますよ?」なーんていうスタッフさんの上手な声かけで 結局 土曜日利用者全員参加になったようです。

もちろん私も。だってこの発表が感動作品続出だと、過去のイベントから知っているので、デイを休んで自分で行くつもりだったのよ。


普段お家で引きこもりがちな皆さん、早速「何着ていく?」「何持っていく?」などと、結局ワクワク感山盛りやん!


あははは、そんなもんなんですよね。気分転換になるよね。


参加してみれば、いつもと違う空気を吸える。しかも 法人スタッフさんたちの保証する「安全」つき。


この非日常効果をテコでも拒否する人はもったいないなー って思います。