今日も系列店舗のTiki Bar Tokyo の話。
ここもmus musから歩いて20秒くらいのところにある、HOUSE裏路地側チーム。。
来夢来人だけが店名変えて営業中かと思ったら、実は、こちらも店名変えてます。
名前は
ダイレクトですね。
普段は、洋酒専門(でもないけど)のお店ですが、なぜか月に2回、日本酒のイベントも行ってます。
バーかと思って入ってみたら、ハッピ姿のお兄さんたちに囲まれて、ひたすら日本酒飲んだ事あるって人も、いるんじゃないでしょうか。
ハッピのお兄さん達は、みんな蔵元さんですからね。
作り手の皆さんにお酌して頂いて、酒を飲む。
しかも、通常より安く。
こんな贅沢なイベント、なかなかないんじゃないでしょうか。
是非一度、お越しください。
…さて。
ばー道の話です。
もちろん、こちらも「紀伊半島/奈良・三重・和歌山 世界遺産半島のたのしみ方」のイベントの一環です。
「道」にこだわってるんですね。
道を歩けば棒に当たる。
美味しい物にもぶつかるってことですかね。
違います。
繋がってるってことです。
で、ばー道では、紀伊半島の日本酒をご用意しております。
トロピカルな照明が、なんともマッチしてて、かわいいですね、一升瓶なのに。
深夜、ばー道のイチノさんに会いました。
イチノさんは、女性バーテンダーで、繊細なタッチの味のお酒を追求されてます。
うちの会社の中で、唯一の「良心」と言っても過言ではない、とても上品な女性です。
いつも、姿勢を正し、氷に集中しながら振っているシェイク姿は、かっこいいです。
「イチノさん、ところで日本酒のテイスティングしたいって思ってますよね」
「はい。飲んでみようと思ってたとこです」
さすが、勉強熱心なイチノさんです。
「イチノさんが感じた味、教えてください」
「うーーーん。なんか、あまり飲んだことがないタッチのお酒ですね。
スッキリ感が、すごいです。」
そうかも知れませんね。
実は、この時点では、まだ冷蔵庫から出したばかり。
いつもは、蔵元さんが持ってくる「純吟」とか「無濾過生」などの、冷やして美味しいお酒を中心にテイスティングしているので、冷蔵庫から出したての、このお酒たちは、そう感じるかもしれませんね。
「ちょっと、常温になるまでおいておきましょう」
そうなんです。
このシリーズは、冷え切ったままでは本領を発揮しません。
15分後。
「こんなに味がかわるとは!びっくりしました。美味しいですね!」
どれどれ。
「あ、大丈夫ですか?
お酒、
弱いから…」
イチノさんまで。
しかし、テイスティングするのも、命がけの私。
お気遣い、ありがとうございます。
「もろみの旨みというんでしょうか、麹の甘味や、奥深さが、それぞれ元気に出てきてて、とても美味しいですね。
やはり、心の底からつまみが欲しくなります。
中でも、「どぶ」には、漬物なんか、ホントに食べたい。」
食中酒と言われているジャンルに分類分けされるお酒。
一口飲んで、そこを連想するあたり、やはりバーテンダーさんです。
そういえば、食べ物を口に入れて、そこにお酒を「のっける」という動作を、知らない人が、すごく多い。
とっても、もったいない。
塩でもなんでもいいから、口に含んだところにお酒を入れてみて~ってすすめると、びっくりしてくれるお客さんが多いんですね。
広がるんです。
1+1は、2じゃない、化学反応みたいな異次元の世界へのトリップ。
さあ、あなたもご一緒に。
…ばー道でしたね。
いけないいけない。
とにかく、ばー道。
こちらの日本酒、気づけば3本中、2本は女性が作ってます。
骨太で、味が崩れない、美味しいお酒。
そういえば、こないだイベントの関係でいらっしゃったある県の女性が
「紀伊半島の女性は、ホント、もう、よーーーー働くんです!!!」って言ってた。
尊敬できる女性がたくさんいるんだとおっしゃってました。
ばー道で、女性バーテンダーの作るカクテルやら、女性の杜氏さんが作った日本酒を飲んで、パワーもらっていってください(あ、もちろん男性杜氏の作ったお酒だって、むちゃくちゃうまいです!!!m(_ _)m)
やっぱり、まだ酔っぱらっているんでしょうね、自分。
それでは、今夜も丸の内でお待ちしております。