木更津の町は、いつもより車が多い気がします。

帰省されている方々が多いのかな。


今晩の木更津の町は

港まつり 第1日目

木更津駅から 港に続く通りで

「やっさいもっさい」を踊ります。

市内から たくさんのチームが参加することでしょう。


「やっさいもっさい」というのは

徳島の阿波踊りのように 

かけ声をかけながら  踊り続けるときの歌。

1970年代に 新しい住民と 昔からの住民との交流を目的として

オリジナルの歌で踊る お祭りとして始まりました。


当時としては、かなり画期的なアイディアだったのではと思います。

町の様子は、ずいぶんと変わりましたが

毎年8月14日

木更津駅の西口から港までの道が

会場となり、市民がそれぞれのチームを作り参加して

港まつりが開催されます。


「木更津キャッツアイ」で 世の中の皆さんに

認知されるようなったらしいのですが

実は、私が小学生の頃からありました。


子ども会でチームをつくり

近所の公園で、事前練習をして

たくさんの「連」に
混じって踊ったこともあります。


あの頃は、町も賑やかで

司会進行に 徳光さんや 福留さん が いらしていて

テレビと同じ声だなあと思ったことを覚えています。


今朝、いつもより 多めに走る車を みながら

 「今日は、やっさいもっさい だなあ~


 ♪ 潮の匂いが 懐かしい 

      懐かしいから ふるさとなんだ~ ♪  」

                と頭に浮かびました。



小学生の頃 エンドレスで 聴きながら踊ったんですものね。

もちろん、すぐ 歌えますよね。


そして 思いました。

小学生のときは、ただ 歌として認識していた 言葉。

正直、毎日の生活では 潮の匂いもしないし

ふるさとっていわれても ピンとこない。


でも、今は。。。


もちろん、潮の匂いはしないけれど

このフレーズを聴いただけで、

なんだか、胸がキュンとする感じ。



もしかしたら、あのとき 一生懸命歌ったり、踊ったりしたのは


何十年後の 「今」 この時の為 だったのかな と 思いました。



帰る場所があるんだよ のメッセージ

泣いたり、笑ったりしながら

懸命に生きていた 子ども時代を振り返り


まだまだ 大丈夫 がんばれ!と

町中で 応援してくれる


もしかしたら、そんな イベントなのかしら と


ひとりにやにやしています。



ショパンや ベートーヴェンでもなく

ヒットソングでもなく

正直 ちょっと ださいけど


木更津のみんなの 心に染みる歌 が

あってよかったあと 思いました。



今の 子どもたちにも

 いつか振り返ったとき

胸がキュンとする思い出となりますように。



今晩の 木更津港まつり 事故もなく 無事に

盛会となりますように。



おまけ

ずっと木更津で暮らしている私までも 胸キュンって
ちょっとすごいかも。。。




   木更津ピアノ教室

    かみこまゆみピアノ教室
     080-4917-1116