高校野球が始まっていますね。

先日の開会式のとき、テレビをつけていたら

作家の重松清さんがゲスト解説者としてお話されていました。


人生には、必ず負けるときが来る

そのときに、学ぶべき必要なものがあり

高校野球は、それを様々な世代に伝えてくれている

という趣旨のお話でした。


私は、重松さんの心から溢れる言葉に、ぽろりと涙が出てきました。


重松清さんの本は、いつもそういうメッセージが詰まっています。


私も何冊か読んでいますが、

そのときの自分の状態によって

気持ちが重くなったり、前向きなったり

いろんな形で 心が揺さぶれるのを感じていました。


心からのメッセージが言葉になっているからなんだなと

改めて思いました。


ピアノのレッスンでは

音楽のルールや

弾き方を教えることはもちろんのこと

音楽に対する想いや

音楽を通して自分と向き合うことを

分かち合う繊細な時間でもあると思うのです。

だから

指導者として 心の感度は敏感でありたいし

そのためにも、

重松清さんのような

心からの言葉をもっていたいなあと

思いました。



レッスン室で、ピアノを前にして

子どもたちと向き合うとき

レッスン室で、心配そうに見守る お母さんたちと向き合うとき


私は、心から思っている言葉で

想いを 感じたことを 

伝えているかな と 振り返っています。


そして、子どもたちにも ピアノを弾くことで

なにかを感じ

その想いを いつかの日か 言葉で伝えることができる人に

なってもらいたいなと 思いました。


さて、さて

そのために、私がやること を

やらないといけませんね~