今回のコンサートには、
新潟県の魚沼から 参加されている生徒さんたちも
いらっしゃいました。

安部慶子先生は、バイオリンランドを 出版された2007年くらいから
毎月1回 夏は、ご自分で車を運転され 冬は新幹線で

レッスンに行かれています。


もちろん、魚沼でも 発表会をされていますが
今回の東京でのコンサートにも 出演されました。

今回は、ソロ&アンサンブルのコンサートでしたので、

ソロを演奏された生徒さんは

魚沼で10月に行われた発表会が終わってから
取り組まれた 新曲 を演奏されましたし

アンサンブルのみに出演される生徒さんも

東京で行われた 土曜日の アンサンブル練習会に 
お母様と一緒に、新幹線でやってきて 参加されていました。


数回の練習会・伴奏あわせ を聴かせていただいているうちに
あることに気がつきました。


みんな 他の人のレッスンを よく聴いて、見ているな と。

小1のおちびちゃんも、ひとこともぐずることなく
何時間も、みんなと 一緒に座っています。

ときには、 すわりながらのお昼寝タイム。
椅子から落ちることなく、器用に眠っているのは、本当に愛らしい姿でした。


そして、ゲネプロ・本番と 演奏を 聴かせていただきましたが

本当に よく 自分の音を聴いているなと思いました。


いや、聴いているからこそ、だせる音だと思いました。


それは、自分のレッスンだけ を受けていればよい 
先生に言われたことをしていればよい だけでは
決して、身につかないであろうものです。


魚沼では、個人レッスンとは別に
毎回 アンサンブルの練習を2時間とっていらっしゃるそうです。

それは 安部先生とっても
子どもたちにとって
支える親御さんたちにとっても

それぞれの立場で 大変なことでしょう。

しかし、

月に1度しか レッスンを受けられない からこそ 

毎回のレッスンを 本気で 取り組んでいる 様子が

バイオリンの音色から感じられました。


そして


最善の環境で学べるようにと
協力してくださっている おうちの方の想いを

しっかり受けとめているまなざしに
私は、胸がいっぱいになりました。



私も、いつか 魚沼に伺って
一緒にレッスンを受けさせていただきたいと思っています。