紹介状をもらって、いざ大きな病院へ。

病院の選択ができて、私は以前入院したことのある病院へ行くことにした。


紹介状をもらって、内診。

先生「左の方に腫れありか。どれどれ?」
先生「なんか、左も大きいけど右もかなり大きいね。」

 先生の診察が終わってから、説明があった。


卵巣嚢腫という病気だということ。
嚢腫なので、手術して、とってみないと悪性か良性かわからないこと。
悪性だった場合は治療が始まるということ。
最悪の場合、卵巣を全摘出することになること。
大きさからして、腹腔鏡手術は無理だということ。
運動をして、捻れてしまった場合は緊急手術になること。
最悪な場合を想定して、細かく説明してくれた。

先生からの説明があって、あっという間に手術の話が進んでいった。
いろんな検査をする関係で、発覚から2か月後に手術。


私の母も姉も実は卵巣嚢腫の手術をしている。
だから、自分もなんとなくなるんじゃないかと思っていた。

しかし、発覚するタイミングが悪すぎる。
私はその当時、結婚してまだ1年も経ってなかった。
旦那さんに言うのが悲しくて、帰ってから泣いた。

その後は肺や胃の検査、嚢腫の大きさを計るためのMRI検査、血液検査等、ほぼ一週間に一回のペースで行っていった。

その間、仕事もだんだんハードになっていく。
体は重いし、勤務時間も長いときだったから、疲れがたまっていった。