明日10月21日は、まつやまハープフェスティバル | 自給自足ハーピストのよもやまブログ

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ハープ奏者、作曲家、即興演奏家、古佐古基史が、カリフォルニアの大自然の中、静かなファーム暮らしと音楽活動の合間につづる徒然なるままのブログ。

音楽監督として企画から制作まで関わってきた「まつやまハープフェスティバル」の開催が明日に迫りました。クラシックからジャズまで、様々なジャンルのハープ音楽をお楽しみいただけるコンサートです。

 

第一部:ハープ&フルート 

 ハープ:松本彩 フルート:木藤麻衣子

 

1.ワルツ(作曲:オーギュスト・デュラン)ハープ・ソロ

  Valse Op.83 (Auguste Durand)

 

2.亡き女王のためのパヴァーヌ(作曲:モーリス・ラヴェル)

  Pavane pour une infante défunte (Maurice Ravel)

 

3.フルートソナタ ハ長調(作曲:ヨハン・セバスチャン・バッハ)

  Flute Sonatas in C major BWV1033 (Johan Sebastian Bach)

 

4.シチリアーノ(作曲:マリア・テレジア・フォン・パラディス)

  Siciliano(Maria Theresia Paradis)

 

5.タンゴの歴史より「酒場1900」(作曲 アストル・ピアソラ)

  Historia del Tango “Bordel 1900” / Astor Piazzolla

 

6.間奏曲(作曲:ジャック・イベール)

  Entracte (Jacques Ibert)

 

 

第二部:ハープ&ギター・デュオ「さらさ」

 ハープ:Machiko ギター:森川俊行

 

1.AoiAi(作曲:森川敏行)

「青は藍より出でて藍よりも青し」(弟子は師匠を超えるという意味の言葉)

結成10周年を迎え、前作よりも成長した作品を作り続けたいという思いで作曲しました。

 

2.月兎(作曲:Machiko)

 毎日、形を変える「月」は私たちを魅了する。アイルランドのダンスチューンのリズムを取り入れて作曲しました。

 

3.埴生の宿(「Home! Sweet Home!」イングランド民謡)ハープ・ソロ

 

4.雨(作曲:さらさ)

 雨が降ると憂鬱な気持ちになったり、植物にとっては恵みの雨であったり。その時々で見え方、感じ方が変わる「雨」を表現しました。

 

5.White Night(作曲:森川敏行)

 夜なのに昼間のように明るい現象、白夜のイメージで作曲しました。

 

6.T&J(作曲:森川敏行、Machiko)

 アニメーション「トム&ジェリー」のドタバタなイメージで作曲しました。

 

7.Palma de Majorca(作曲:森川敏行)

 2年前に訪れたスペイン・マジョルカ島。明るく活気にあふれた街からインスピレーションを受けて作曲しました。タイトルは、町の名前から。

 

 

第三部:ハープ&メゾソプラノ

 ハープ:宮内くにえ メゾソプラノ:久保幸代

 

1.オペラ「トゥーランドット」より『誰も寝てはならぬ』(作曲:ジャコモ・プッチーニ)

  ”Nessun dorma” from opera Turandot (Giacomo Puccini)

 

2.オペラ「ジャンニ・スキッキ」より『私のお父さん』(作曲:ジャコモ・プッチーニ)

  “O mio babbino caro” from opera Gianni Schicci (Giacomo Puccini)

 

3.泉(作曲:アルフォンス・アッセルマン)   ハープ・ソロ

   La Source (Alphonse Hasselmans)

 

4.港の時雨(作詞:野口雨情 作曲:藤井清水)

 

5.ちょんちょん雀(作詞:北原白秋 作曲:藤井清水)

 

6.荒城の月(作詞:土井晩翠 作曲:滝廉太郎)

 

7.オーソレミオ(作詞:ジョバンニ・カプッロ 作曲:エドゥアルド・ディ・カプア)

  O sole mio (Giovanni Capurro / Eduardo Di Capua)

 

 

第四部:ハープ&マリンバ

 ハープ:古佐小基史 マリンバ:松島美紀

 

1.アルシオン(作曲:古佐小基史)

 Alcyon (Motoshi Kosako)

 幸せを運んでくれる架空の鳥、アルシオン。鳥の飛び立つイメージで、ハープをギターのようにリズミカルに演奏する曲です。

 

2.霊峰(作曲:古佐小基史)

 Spiritual Mountain (Motoshi Kosako)

 霊峰石鎚山の険しい男性的なイメージと、雄大な自然と生命を育む母性的なイメージが組曲形式で表現されています。

 

3.広野に向かって(作曲:古佐小基史)

 Walking into open land (Motoshi Kosako)

 松山出身の写真家、松本紀生さんが雄大なアラスカの平原に向かって歩いて行く映像を見ながら、ソプラノサックス奏者ポール・マキャンドレス氏と即興的に作曲した曲で、南海放送のドキュメンタリー番組「一枚のアラスカ」で使われた音楽をマリンバとのデュオに編曲しました。

 

4.ハープソロによる即興演奏

 Harp solo improvisation

 音楽をその場で生み出すソロの即興演奏は、瞬間的に作曲と演奏を同時に行う演奏です。音楽家が音楽を創造する瞬間の緊張感をお楽しみください。

 

5.チャイナ・ロード(作曲:古佐小基史)

 China Road (Motoshi Kosako)

 三国志の時代の雄大な中国大陸を、騎馬に乗った武人が勇ましく駆け抜けてゆく…そんなイメージで作った曲です。

 

 

フィナーレ: 出演者全員による合奏

 ダニー・ボーイ(アイルランド民謡 編曲:古佐小基史)

 Danny Boy (Irish traditional song)