四条通りにて撮影した物を紹介します。
晴天の中、山鉾の装飾品が綺麗です。
旧約聖書など海外の物語をモチーフにしたペルシャ絨毯など使用してますが、
和の伝統美に見事調和しています。
動く美術館と言われるゆえんです。
函谷鉾です。
前掛けの美しさが際立ちます。
この前掛けのオリジナルは重要文化財です。
現在は精巧な複製品を使用してます。
旧約聖書のイサクの物語が題材になっています。

お稚児さんの代わりにお人形が乗っています。

月鉾です。
こちらは鉾の規模も大きく、美術価値としても一級品です。
月鉾ですので屋根の下に白ウサギがいます。
この下にはわかりにくいですが亀がいてウサギを見上げています。
この彫刻は左甚五郎の作と言われています。
屋根の下の絵は円山応挙の作。
豪華絢爛です。
山の中でも一番人気のある蟷螂山です。
カマキリ山とも呼ばれています。
上のカマキリの人形はカラクリで動きます。

舟鉾です。
こちらは形が舟の形で一目で覚えられます。
ご神体は神功皇后です。

舳先は金色の鷁(げき)と呼ばれる想像上の鳥です。

船尾の金具の細工も見事です。

放下鉾、岩戸山、舟鉾と続きます。
巡行が進み始めました。
都会の海を行く舟、そのものです。
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