フォー・トップス
(THE FOUR TOPS)
☆アルバム
ミーティング・オブ・ザ・マインズ
1974年発表のアルバム
ミシガン州のモーター・シティー
デトロイトのノーザン高校
(Northern High School)へ通う
バス・ヴォーカル
レオナルド・オービー・ベンソン
(Renald “Obie” Benson=1936-2005)と
テノール・ヴォーカルで
後にプロデューサーも兼務の
ローレンス・ペイトン
(Lawrence Payton=1938-1997)は
同じデトロイトのパーシンク高校
(Persing High School)へ通う
リード・ボーカル
リーヴァイ・スタッブス
(Levi Stubbs=1936-2008)と
アブドゥル・デューク・ファキール
(Abdul “Duke” Fakir=1935-)の
4人はパーティーで歌ったのがきっかけで
1953年R&Bのコーラス・グループ
フォー・エイムス
(The Four Aims)を結成
1956年チェス・レコード
(Chess Records)と契約を機に
グループ名をフォー・トップスとするも
ヒットに恵まれず
デトロイト発祥の
モータウン・レコード
創始者ベリー・ゴーディ・ジュニア
(Berry Gordy, Jr.)と
知り合い1965年に移籍
モータウン・ライター・チームで
ヒット・メーカー・トリオの
エディ・ホーランド・ジュニア
(Eddie Holland, Jr.=1939-)
ブライアン・ホーランド
(Brian Holland=1941-)
ラモント・ドジャー
(Lamont Dozier=1941-2022)が
楽曲を提供した
アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ(シュガーパイ、ハニー・バンチ)
(I Can’t Help Myself (Sugar Pie, Honey Bunch))と
▼ダンスが楽しい
♪アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ
(シュガーパイ、ハニー・バンチ)
Strictly Pros Dance To I Can't Help Myself (Sugar Pie, Honey Bunch) | Strictly 2015 | BBC One
リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア
(Reach Out I’ll Be There)が
1965年と1966年に
全米1位のヒットとなっています
▼ヒューマン・ネイチャーのカヴァーで
♪リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア
Human Nature - Reach Out I'll Be There
アルバム収録曲は
メッセージ性は少ない歌詞が多く
ディスコやクラブで流れる曲で
リズムと雰囲気やノリを楽しむ
アルバムに感じます
Side 1
01-愛の誓い
(ONE CHAIN DON’T MAKE NO PRISON)
振られた女性に
よりを戻そうと訴える
悲しい男の歌詞ですが
イントロのギターが印象に残る
歯切れの良い曲で
ライターは
イギリス生まれの
アメリカ人ソングライター
(Brian August Potter=1939-)
アメリカのソングライターで
ギターとキーボード・プレイヤー
(Dennis Lambert=1947-)の
作詞・作曲とプロデューサー・コンビで
ブルー・アイド・ソウルを始め
多数の作品を手掛けているようです
今回のアルバムもプロデュースしています
▼アルバムから♪愛の誓い
Four Tops - One Chain Don't Make No Prison
02-ミッドナイト・フラワー
(MIDNIGHT FLOWER)
娼婦に恋をしてしまった男の歌で
スローでメローな曲
レコード盤のレーベルには
ライター名に
M. Jockson
R. Dozler
と有りますが
マッキンリー・テレル・ジャクソン
(McKinley Terrell Jockson)は
デトロイトが拠点の
トロンボーン奏者で作詞・作曲家
レジナルド・ドジエ
(R. Dozler) は名前のみで
二人とも詳細不明です
▼アルバムから♪ミッドナイト・フラワー
Four Tops. Midnight Flower. 1974.wmv
03-泉は涸れて
(THE WELL IS DRY)
恋の終わりと別れの歌詞で
ブラスのアンサンブルで始まる曲
ブライアン・オーガスト・ポッターと
デニス・アール・ランバートです
▼アルバムから♪泉は涸れて
THE FOUR TOPS - THE WELL IS DRY
04-ラヴ・エイント・イージー
(LOVE AIN’T EASY TO COME BY)
片思いの女性を
見守りながら待つ歌詞で
綺麗なメロディーの曲
ブライアン・オーガスト・ポッターと
デニス・アール・ランバートです
▼アルバムから♪ラヴ・エイント・イージー
Love Ain't Easy To Come By
05-ノー・サッド・ソングス
(NO SAD SONGS)
薬物依存の女性を嘆く歌詞
ライターは
ブルース・ピアニストで
ギタリストの
レナード・キャストン
詳細が見つからない
ロンルド・フォスター
(Ronald Foster)と
レン・ペリー
(Len Perry)
▼アルバムのリマスターで
♪ノー・サッド・ソングス
Four Tops - No Sad Songs [remastered]
Side 2
01-ライト・オン・ブラザー
(RIGHT ON BROTHER)
1,3&4曲目と同じ
ブライアン・オーガスト・ポッターと
デニス・アール・ランバートです
▼ソウル・トレインのライヴで
♪ライト・オン・ブラザー
FATH BRISTOL - FOUR TOPS - right on brother
(TELL ME LOVE ME (love Sounds))
女性を口説く歌詞の様です
ライターは
歌手でアレンジャー
フォー・トップスのテノール
ローレンス・ペイトンと
モータウンのソングライター
アル・クリーヴランド
(Al Cleveland=1930-1996)で
アル・クリーヴランドは
1971年に発表した
ホワッツ・ゴーイン・オン
(What’s Going On)を
マーヴィン・ゲイと
フォー・トップスのバス・ヴォーカル
レナルド・“オーピー”・ベンソンの
3人で共作しています
▼アルバムから♪テル・ミー・ユー・ラヴ・ミー
Four Tops - TELL ME LOVE ME (love Sounds)
03-オール・マイ・ラヴ
(ALL MY LOVE)
君の恋人になりたいと
女性に懇願する内容の様で
ライターは
フォー・トップスのバス・ヴォーカル
レナルド・“オーピー”・ベンソンと
離婚してしまいましたが妻の
ヴァル・ベンソン
(Val Benson=生年不明)
▼アルバムからリマスターで♪オール・マイ・ラヴ
Four Tops - All My Love [remastered]
(I FOUND THE SPIRIT)
ライターは前曲と同じ
レナルド・“オーピー”・ベンソン
ヴァル・ベンソン
▼アルバムからで
♪アイ・ファウンド・ザ・スピリット
Four Tops - I FOUND THE SPIRIT
(MEETING OF THE MINDS)
アルバムのタイトル曲で
浮気した男が
復縁を願う話し合いをしよう
と言う内容の様です
ライターは
Side 1の1,3&4
Side 2の1曲目と同じ
ブライアン・オーガスト・ポッターと
デニス・アール・ランバートです
▼アルバムからリマスターで
♪ミーティング・オブ・ザ・マインズ
Four Tops - Meeting of the Minds [remastered]
おまけ-01
マーヴィン・ゲイ
アル・クリーヴランド
フォー・トップスのバス・ヴォーカル
レナルド・“オーピー”・ベンソン
3人で共作した
▼マーヴィン・ゲイで♪ホワッツ・ゴーイン・オン
Marvin Gaye - What's Going On
お礼
毎回の事ですが
長々とお付き合い頂き
心より感謝申し上げます
蒸し暑い梅雨の季節ですので
爽やかな曲でも聴いて
気分は晴れ晴れと
過して頂きたく願って折ります