私のビートルズ本ベスト5 | musicdivus21のブログ

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好きな音楽や本、日常等について書きたいと思います。よろしくお願い致します。

 ビートルズに関しては、音楽聴くだけでなく、関連書籍を読むのも好きです。ラブラブ 私にとって、こんなアーティストは、ビートルズだけです。同じことを多くの人が思っているはずです。私がここ10数年前から数年前までに読んだ関連本のうち、ベスト5を上げてみたいと思います。


 ベスト1は、「増補完全版ビートルズ 上・下」ハンター・デイヴィス著(河出文庫)です。昔からビートルズ伝記の決定版と言われていること、そしてジョン・レノンが「あそこに書いてあることはみんな嘘っぱちだ!」と発言したこと・・・の2つは良く知られています。私はジョンの発言が頭にあって読んでいなかったのですが、数年前に文庫化された本書で読みました。これは傑作です。恋の矢ビートルズを愛し続けている、同世代の一流ライターが、身近な視点で親しみを込めて述べています。ビートルズの近況報告を、序文で100頁以上書いているのもありがたい!私はうかつながら、ポールの前のパートナー、ヘザーに関してはこれで知りました。序文が付いた事で、時の流れが複数の視点から捉えられ、本書の価値がさらに高まったと思います。虹

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 ベスト2は、「ビートルズ シークレット・ヒストリー」アリステア・テイラー著(プロデュース・センター出版局)です。ビ-トルズの何でも屋として数年間行動を共にし、一番身近で裏事情にも通じている人物が書いた本です。ビートルズの女性関係など、一つ一つのエピソードが面白い。にひひ しかしその後に、臭いものにはフタをしろ的な扱いで、縁切りされてしまった著者の悲哀も感じさせ、秀逸です。しょぼん

ビートルズシークレット・ヒストリー―まるで今ビートルズがここにいるみたい/アリステア テイラー
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 ベスト3は、「真実のビートルズ・サウンド」川瀬泰雄著(学研新書)です。音楽的なことを分かり易く述べている点においては最高の本です。クラッカー しかも新書なのでお手頃価格です。アルバム「アビー・ロード」のB面メドレー最後の方で、ジョンとポールとジョージがギター合戦をやっているということは知ってはいましたが、本書を読んで初めて、どのギター・ソロを3人の誰が弾いているのかが分かりました。ドキドキ ありがたいことです。

真実のビートルズ・サウンド (学研新書)/川瀬 泰雄
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 ベスト4は、「これがビートルズだ」中山康樹(講談社現代新書)です。著者の数あるビートルズ本も、これが最初で出来が良かったから、あとも続いたのだと思います。ファンならビートルズの曲を聴くと興奮するように、本書を読んでもある意味興奮できます。ラブラブ!


これがビートルズだ (講談社現代新書)/中山 康樹

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 最後のベスト5は、「ザ・ビートルズ・サウンド最後の真実」ジェフ・エメリック著(百夜書房)です。著者は、あの名作ぞろいの「リボルバー」から「アビー・ロード」までの録音エンジニアっだった人です。優れたアーティストには、これまた優れたアーティストが関わるものなんだなと思いました。音楽的な裏エピソードニコニコが色々紹介されています。

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