わーん
もう1月が終わってしまう
今まではブログを書くのがストレス発散だったのですが、ストレス発散もできないほどにやることが次から次へと生まれてきます…
今月は、
オケ中ピアノが続きました。
まず11日に東京芸術劇場にて。
ピンチヒッターでした。前日に楽譜をもらい、そのまま、リハ、ゲネプロ、本番。
芸劇、いつ来ても素晴らしいホール。
代役、というのは時々はあるけれど、
コロナ大流行の今、あちらこちらで「代役」という言葉を聞くようになりました。
降板した方の本番に乗るはずだった無念さを思うと心が苦しいし、
またここで自分が失敗しては良い公演にならない、というプレッシャーもあり、
とにかく、本番直前まで出来ることは何でもやる、
そして集中、集中、集中!!という感じでしょうか。
しかし、もう明日は我が身、
いつこの立場が逆転するかわかりません。
今度は私が降板で誰か代役を立てないといけないかもしれない。
それにもし代役が上手く出来なかったら…降板した自分も責めそうです(紹介したのならなおさら!)
何だか綱渡りな毎日です
これはTwitterにも書いたのですが、
大学院の時に先生から言われた、
「本番に向かって練習するのではない、24時間365日音楽家にならなければ。」
という言葉が今になって身に沁みます。
どんな時でも音楽的に、
自分の経験の積み重ねを活かして対応できるようにしていきたい。それが、最近の代役続きで試されているように思います
この日は雨でしたが、ほとんど満席!
新しいiPhoneで撮ったら、芸劇カッコいいですね
そして、22、23日は、
新宿文化センターの小ホールで
カヴァレリアルスティカーナと修道女アンジェリカ。
カヴァレリアもアンジェリカも本番まで関わるのはどちらも3回目。
やっと細かいところまで身体に入った、という感じです。ソロ曲もそうですが、同じ曲を本番3回くらい踏むと、ようやく自分のものになっていく感覚。
今回は舞台がよく見える席だったので、
熱心に観劇してしまいました
(もちろん仕事はちゃんとしながら)
アンジェリカ、泣きました
鼻水がマスクに付いてどうしようかと思いました
こうやってオペラの音楽スタッフとして関わると、
例えば私の場合だと、
・言葉、音、リズム等のチェック
・合唱指導
・ヴォーカルスコアを弾く(指揮を見て合わせる)
・フルスコアをチェックする
・オケ中で弾く場合は、パート譜とフルスコアの照らし合わせ
などが主な仕事になります。
負担は大きく、時間もかかりますが、今思えばここから学んだことはたくさんあり、細々とやっていて良かったなぁと今になって思います。
もう自分よりもどんどん下の世代が活躍してきて、
いつか用がなくなるのでしょうが
今までの経験からいろいろ教えられることが増えてきたので、これからは何かしら役に立てるよう頑張りたいと思います。
オペラといえば、
5月5日に滝野川会館にて、
「不思議の国のアリス」のピアノを担当することになりました
稽古はこれからですが、今からとても楽しみです詳細またお知らせします!