最近シューマンがマイブームです
今日も小学生の生徒さんと、
ユーゲントアルバムで盛り上がりました
この子は架空のお話をつけるのが上手です。
「最初の損失」に
歌詞を付けて、
その雰囲気に成りきります
「あぁ なんでなんだろう
(あぁ←合いの手)
なんで〜(あぁ) なんで〜(あぁ)」
にしました
すごくガッカリ弾くので、
ブラボーでした!!
シューマンが今マイブームなきっかけは、
今週のnoteで、シューマンの名著を紹介したからです。
学生の時に読んだ本ですが、
本の最初の方は
ドン引きだったなぁ
シューマンがあんまりにも変わってる人で
最初の頃は、
元気いっぱいフロレスタンと、
内向的なオイゼビウス
それを取りまとめるラロー先生
という「ダヴィット同盟」の方々(←全て架空の人物です)が喋っているスタイルの評論
そのうちこの書き方は辞めるのですが。
この「ダヴィット同盟」の時期?というのか?
評論のスタイルと同じように、
初期の頃の音楽はかなり、
「フロレスタン的」
「オイゼビウス的」が強く出た作品が多い気がする。
でもこの「ダヴィット同盟」の方々が喋るスタイルで評論を書かなくなってからは少し音楽が違う気がする。
noteで紹介記事を書くために読み返した本でしたが、
またいろいろと発見があって考えさせられました。
そして、
この前は「暁の歌」の1曲目を衝動的に弾いてみました。
シューマン最後のピアノ曲※です。↓
(※きちんと出版された作品番号のある曲)
これが書かれた1853年10月は、
若きブラームスと会った直後で、ちょうどそのことを書いた「新しい道」という論文が出た時です。
その頃はもうシューマンの精神はだいぶ衰弱していましたが、(この半年後に自殺未遂、その後は亡くなるまでずっと入院)
ブラームスと会ったことは、
相当な衝撃だったと思うのです。
「新しい道」
「暁の歌」
何だか希望が湧いてきます
シューマンを知りたい方は
この本は必読です
先ほどの「新しい道」も、
ユーゲントアルバムも冒頭にある、
音楽で心得ておくべきこと「音楽の座右銘」も、
その他たくさんの評論があります。
まだしばらくは
シューマンブームが続きそうな私です