●オンラインで歌のレッスンをしてみた先生のお悩み！

音楽講師の愛です。

オンラインを活用した音楽の働き方を実践中です。

音楽講師さんへ、オンラインレッスンのサポート等しています。

オンラインだと声がずれてしまう、、、

お歌のレッスンをしている先生からこんなお困りごとを伺いました。

オンラインレッスンだと、声がずれてしまってうまくいかない、、、

音楽のレッスンは、対面レッスンの場合よく、生徒さんが演奏しているところに、先生が音を重ねて指導されることがよくあります。

フレージングを伝えたり、細かなニュアンスは、案外言葉で伝えるよりも、演奏そのもの、音で伝えたほうがわかりやすいことがあります。

ですが、オンラインでそれをしようとすると難しいです。

ZOOMの機能の問題だと思いますが、今のインターネットの技術では、同時に音をならすことはできません。

残念ながら、先生と生徒さんの両方パソコンから音が同時になると、両方の音がかき消されてしまうという現象がおこります。

また、通信環境によっては、２秒ほどの音の遅れが出てしまう場合があります。

同時に音をならさない！伝え方を変える

これは、オンラインレッスンをするとはじめにあたる壁ですね。

アンサンブルができないからといって、オンラインで楽器の指導、歌の指導ができないわけではありません。

コミュニケーションのとり方、指導の方法を工夫したらいいのです。

例えば、

●必ず演奏が終わってからコメントをする。

●演奏箇所を予め部分的に伝える

●会話をメインの指導法にきりかえる

●音で伝えたい場合は、動画の補助教材を使う

などです。

これまでの指導のやり方で、どうしても曲げられないという場合をのぞいては、コミュニケーションのとり方を考えて、指導にも応用していくとう考え方ですね。

体験レッスンの際に生徒さんに伝えること

もう一つ、とっても大事なことがあります。

オンラインレッスンに慣れている方は、まだ少ないです。

色んな事情があり、お家で受けられるレッスンを選ばれている生徒さんたちです。

選んではいるけれど、実際に対面レッスンとオンラインレッスンの何が違うのかは知らないのです。

ですから、レッスン提供側の音楽講師さんが、事前にオンラインでできることと、できないことをしっかりとお知らせすることが大事です。

例えば、お子さんのレッスンでは

「演奏するときと、先生の話を聞くときの切り替えをしましょう」

というようなお声がけです。

また、レッスン中は、生徒さんが演奏する前に、

「では、◯小節目まで聴かせてくださいね」

と伝えて、演奏が終わるまで待つ、ということです。

音楽講師のあなたができることは、たくさんあります。

指導の内容はそれぞれ大切にしたいものがあるはずです。

オンラインレッスンでも、オンラインならできること、オンラインでのコミュニケーションのとり方を意識してみてくださいね。

お読みくださりありがとうございます。

今日もあなたらしい素敵なレッスンを♪

愛

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