アメリカ音楽留学応援ジャーナル -5ページ目

アメリカ音楽留学 テストの違い ~西洋音楽史~

こんばんはー
今日は久々のまるまる一日OFFでした~

それで、今日のお題はアメリカ留学の時の西洋音楽史の授業について。

アメリカの音大では入学のときか受験の時にPlacement examがあって西洋音楽史の試験があります。

その結果次第で、入学後に西洋音楽史の復習クラスをどれくらいとらなければいけないかがきまります。
(学校によっては合否にかかわることもある)

早く卒業したいと思ったらなるべく少ないクラス数の方が学費も時間も節約できます。

もちろん、むしろ西洋音楽史をもっと勉強したい人は別ですが。

私の学校は学科も厳しくて有名だったので、他のアメリカの音大からきたネイティブの人も勉強で苦戦していました。

そこのところ、日本の受験戦争で高校入学したので勉強自体そんなに大変だとは思わなかったのですが、それでも演奏との両立、という意味では音楽史に時間をとられてしまって困りました。

今の日本の大学は西洋音楽史をそんなにやってないので、Placementで合格するのは難しいと思います。

まず、テストの違い

日本では、選択問題、持ち込み可のテストがほとんど。
(ノートを見ていかに速く答えを探せるか、っていう感じのテスト・・・・)

「モーツァルトが書いたオペラを以下の選択肢から選びなさい」とか、「ベートーヴェンのピアノソナタはいくつありますか」など。もちろん、場合によっては小論文のような問題もあります。

アメリカでは、「ソナタ形式ができた経過を説明しなさい」とか、「なぜ、モーツァルトはトルコ行進曲をかいたのか」など「なぜ」や「経過」を自分の文章で書かせるというものが多いです。もちろん場合によっては選択問題(リスニングテストなど)もあります。

日本は知識があるかないか、を問うのがメイン、アメリカはなぜそうなったのか歴史の流れが理解できているかを問うのがメインで、テストの主旨が違うように思います。

最初のテストでびっくりしてしまいましたあせる
こんなに書くのか!?!?と・・・・・・

多少のスペルミスは問題なかったです。
理解しているかどうかがポイントなようです。

そのおかげで音楽史のおもしろさがわかったと思います。
それが演奏にいきているかはわかりませんが、クラッシックちゃんとやっているなら基本的なことはしっているほうがいいですね。

また宿題などは今度書きます!