ギターで作曲!アドリブ&バッキング♪音楽理論の研究ブログ

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ギターでアドリブ、バッキングが自由に弾けるようになるために、スケール、コードなど音楽理論の研究、ギターを使った作曲方法などについて書いているブログです。

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「人生は耳コピで進む!」
ってギターを始めた当時から思っていたこと。

ギターの腕を上達させたければ
教則本や音楽理論書で勉強するのも良いけれど
最終的にはやっぱり一番は
耳コピーをすればいいんだと思っています。

それもいきなり譜面を見ないで
まずは音だけ聴いてギターでどうやって
表現すればいいのか考えてみる。

好きな音楽の好きなフレーズをリピートしながら
自分の頭で考えて全然違ったフレーズが
オリジナルの手癖になったり。

バッチリ完コピできて俺って天才!?
って自惚れてみたり

かと思えば

早弾きフレーズや摩訶不思議なジャズコードで
つまづいて悔しくて落ち込む事になったり...

全部、合わせて貴重な音楽体験なんだと思います。

別に完コピする事が絶対的な正解じゃないし。

仮に完コピ出来たとしても
音楽製作者という視点で考えたら
いくら完成度の高いコピーだってコピーである事には
変わりないんだから。

大事なのは耳コピの経験を通じて自分がどんな影響を受けて
どんなオリジナリティのある音楽が作れるようになるかという事。


ギターの革命児ヴァン・ヘイレンだって
耳コピをしていて指が届かなかったから
両手で指板を叩きながら弾いていたら
いつの間にかタッピング奏法を発明しちゃったんだよね笑

耳コピって精魂つめて必死になって
曲全部を丸々暗記しなきゃって思うとすごく大変だよね。

確かに曲を全部自分の耳でコピーできたら
それはとても貴重な体験になるだろうけど

好きな音楽の気に入ったカッコイイフレーズの
一部分だけを気軽にコピーして楽しむというスタイルも
全然ありだと思う。

よく人間は小さな宇宙だと言われたりするけれど
音楽を特に耳コピーをしていてギターを触れ合っている瞬間は
とっても不思議な気持ちになるし自分の中の小宇宙を
旅しているような感覚になったりもする。

ライブで同じ時間を共有し
大勢のヒトと一体になる体験をするというのも
音楽の楽しみ方の大きな魅力の一つだろうけれど

逆に一人の時間をみつめてまるで瞑想でもするかのように
自分の世界に没頭できると言うのもギターって楽しいな
と感じる立派な理由になると思うんだ。

これからもカッコイイフレーズをみつけたら
気軽にコピーを楽しんでイキたいと思います。
 

ギターで作曲する為のアイデアその3は

フレーズを固定してリズム遊びをしながら
使えるメロディを見つけよう
という方法です。

例えばそうですね・・・
東京都(とうきょうと)という言葉。
通常棒読みするとタタ・タタ・タというリズムになりますが

これを例えば「とーうきょーうとー」
と伸ばしてリズムをかえたら
頭の中でメロディーが出来ていませんか?

ギターの弾き語りなんかでアドリブ作曲を
してみると言うのも一つの方法です。

「とうきょうと」という5文字の言葉は固定したままで
色々なコードで弾き語りをしながら
いかにおもしろいコードにあったメロディを歌えるか
やってみても良いかも知れません。

いつも自分が作っていたメロディとは一味違ったメロディーが湧いてきて
意外といい曲に仕上がったりもしませんでしたか?

弾き語り作曲の難しい所の一つとして
カッコイイ曲を作る為にはコード進行と作詞と作曲を
脳内で同時進行でやらないといけないという事があります。

頭の中に明確なイメージが無いまま無意識の状態で漠然と、
弾き語りで曲を作れたらいいなーという感じで作り始めてしまうと
たいていの人はいつも自分が歌いやすかったり弾きやすかったりする
お決まりのフレーズやコード進行になってしまい
結局、作曲できた曲がいつも同じ感じ・・・
という事態になりがちなのです。

そのため、今回のように「とうきょうと」などのようにフレーズを固定すると
コード進行を考えて、メロディーを考えて、雰囲気に合う作詞もして
という脳内の同時進行のプロセスの中の「作詞」という部分と
「メロディーの区切りのイメージ」が固定されるので
コード進行とメロディーを洗練させる事に意識を集中できて
良いメロディーや奇抜なコード進行が出来やすくなるのです。

「ラララ・・・」「ナナナ・・・」などのハミングでも
歌詞を固定するという効果は得られますが
言葉の節、切れ目がなく歌うフレーズにメリハリが
つけにくいので良いメロディーが浮かびにくくなる
場合があるんですね。

パソコンに例えて言うとアプリを複数同時起動するとメモリーを喰うから
3つ起動しているのを極力省エネモードにして
CPUの処理能力を有効活用しましょう・・・・
という所でしょうか笑

作曲におけるインスピレーションを得る方法その2は

絵や風景などの視覚情報から
音楽的なインスピレーションを得る

という方法です。

例えば砂漠の画像なら開放弦を使ったワイルドなリフを作ってみようかな・・・
という発想でギターを弾き始めてもいいし

綺麗な湖の風景をみてクリーントーンで綺麗なメロディーを弾いてみようかな・・・
など

風景や絵のヴィジュアルイメージを
音楽という聴覚イメージに変換して表現するとしたなら
どのようになるのか?
という事を考えてみるのです。

前回のグラフを描く方法と同様こちらも抽象度が高く
少し難しい部分もありますが、

少なくとも表現するべき対象として
視覚イメージが明確になっているので

頭の中に何もイメージが無い
表現したい事も無いのに無理やり曲を作ろうとして
結局まとまらなかった・・・という状態からは
一歩進む事ができるのです。

風景や絵などの視覚イメージだけに限らず
自分が表現したいと感じたものや気持ち
事柄、出来事なども音として表す事ができる
という頭の中の変換能力が付いてくれば
作曲家として大変成長できているという事になりますね^^

作曲を始めるに当たっては

・オリジナル曲を作るに当たって全くイメージがわかない・・・
・ある程度コードやメロディは弾けるけれども曲を作るとなると
どうやって作ったら良いのか分からない・・・
・毎回同じ感じの曲ばかりできあがって新しさがない・・・

など様々な悩みに直面するものです。

曲のインスピレーションが中々浮かばない時は
やっぱり耳コピーなどで既存曲を参考にしましょう。

お気に入りの曲の盛り上がりグラフをアレンジして
自分なりのオリジナル曲に昇華させてみるのはいかがでしょう?

メロディーやフレーズをパクッたらアウトですが
盛り上がりグラフなら別にパクリにはなりませんからね笑

例えば
イントロ~Aメロ1~Bメロ1~サビ1~
間奏~Aメロ2~Bメロ2~サビ2~
ソロ~Cメロ~サビ3~サビ4~アウトロ
みたいな曲があったとして

まず全体的な盛り上がりの感じを紙に折れ線グラフとして描いて
視覚化してみるということです。

そしてそのグラフにそって盛り上がりを調性して
弾き語ったり、アカペラで歌ったり、ギターを弾いたりして
曲を作ってみるのです。

折れ線グラフはコードなどの指定も無く
抽象的なイメージを表していて自由度が高い分
少し難しいかもしれませんが、

ここは盛り上がっている所だから
こんなコード進行を使ってみようかな・・・とか

ココは落ち着いているところだから低い音で
メロディを弾いてみよう・・・・というように

グラフを参考にして試行錯誤することで
今までとは違ったタイプの曲ができる可能性が高くなります。

あらかじめお気に入りの既存と同じ流れに沿った
曲全体の盛り上がりイメージを持って作曲を始める事で
イメージも無いままになんとなく弾き語りをしたりして
曲を作るよりも全体的に抑揚感や統一感のある
カッコイイ曲に仕上がる確立が高くなるはずですよ。

猫に足をなめられてびっくりして起きるとは!!

初めての体験でドキドキしたよ(笑)