みんな優しい | 踊る鍋奉行エリックスのブログ

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Woah Billy!
What a nice this world is!

ブロガーさん達が優しい!
嬉しい!

久々のUHA味覚糖!
しばらく見ない間に顔が変わった私!
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最近お菓子をやめて1日米9杯(プラス普通にごはんw)とか食べてたけど

グミを食べて満足感を得た方が
ご飯を食べ過ぎるより良いという事に気がついた。

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ご飯の話の後にする話じゃないけど
今 私は虫を殺した。
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いわゆる 小学生の理科で習う昆虫のムネとハラが切れている
切断したのは私。
通常この手の虫は俊敏で、虫の背後で人間が構えただけで逃げてしまう
どんくさい私が仕留める事はなかなかできない

でもこいつは弱ってた。
なかなか逃げないし、私のケータイに興味を持ってた(キモかった)
キモかったけど害はなかったはず。

人間って
人の命は尊い、戦争反対なんて言いながら虫の命は簡単に切り捨てるんだね
就職活動中
私がこれから働く会社に入ってやりたかった事は技術を使った国際協力。
世界中の人を少しでも幸せにしたいって本気で考えてた、嘘じゃない。
今でも考えてる、はっきり言える。
でも
隣にいる人を幸せに出来ない人が遠い国の人を幸せにできるはずがないのと同じ様に、
小さいものの命を大切にできない私に何ができるんだって感じ。
考えだしたらきりがないし、そんな事言ってたら何も出来ない
鈍感なぐらいが丁度いいか、偽善者だって開き直った方がよっぽどいい

でも私は考えるのをやめちゃいけないと思う。
こーゆう事を考えだして悶々とするタイプの人間を私は何人か知っている
ハタから見たら何やってるんだって思われるかもしれない
何か行動してる人の方がよっぽど役に立っているって思う人もいるかもしれない
でもまぁそれは私にとって別にどっちでもいい
だって答えなんて出ないんだから。
どれだけその悩みを抱えるかは個人の自由だし。

私は正義感に溢れるあまり、違和感を感じながら会社に入るんだ。
立派に社会貢献して仕事する中でそーゆうのはきれいさっぱり忘れられるかもしれないし、
年を増すごとにその悩みは増えるかもしれない。
後者のパターンだったら私は将来的に本格的に引きこもりになるかもしれないな。

私はこれから働く会社が大好きだし、
いろんな企業を見ながらここが素晴らしいと思ってここで働きたいと思った。
なんでそう思ったかっていったら、
選考中、上に書いた様な下らない悩みに真剣に答えてくれた唯一の会社だったから。
私が思ってる事を否定もせず肯定もせず企業として出来る事を答えてくれた。
さらにビジネスとして出来る事に違和感を感じるんだったらNPOに行った方が良いと
ゲイっぽい人事にはっきり言われた。
それでも次の選考に進ませてくれて採用もしてもらった。
つまり企業に入って出来る事をとりあえずするのか、それは違うって言うのか
選択は私に任せるというニュアンスだと思う。
企業に就職する道しか考えていなかったから内定をもらった時にはすっかり忘れて浮かれていたけど
IT系に就職が決まったからってIT関連の記事とかチェックして研究してるより
こーゆう下らない事悩んでる方が私にとってはずっと本質的だしずっと人間的だと思う。

ちょっと内容は違うけど
今作ってるセルフドキュメンタリーは私の悩み症についてなの
この映像に何の意味があるんだ?って感じだけど
人間は悩むべきだし、自分の不甲斐なさに葛藤すべきだと思うの。
(私は自分の至らなさを知らずに進む事ほど酷い事はないと思う。いろんな意味で)
内定が決まってからの2ヶ月私は浮かれていたんだけど
今編集をしながら虫を殺してこんな答えのない悩みに悶々としてて
でもこっちの方が自分が正気だって気がするんだ。
編集が終わったらまたこんな事忘れて浮かれるのかもしれないし、
どーゆう形でこれから折り合いをつけていくのかとかわからないけど
それをなかった事みたいにはしたくないなぁ。

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2週間ぐらい前に内定先の会社で内定者懇談会があって
会社に入ってからやりたい事をプレゼンしなきゃいけないってこのブログにも書いたんだけど
結局私は何がやりたいのか思いつかなかった。
何ができるのか、何がしたいのかすらわからなかった。
(もちろんこの2ヶ月真面目に考えてなかったというのも含めて)
それは私が就職活動中に何を考えて、何に悩んで、それについて
働く事でどうしようとしてるのか から目を背けていたからじゃないかと思う。

ある会社のESで、この会社に入って何をしたいですかって質問に
人々が情報に振り回されないように情報リテラシー講座を開きたいって書いた事がある。
その会社の事業とは全く関係ないし、どちらかというと情報技術を押し進めるその企業に対してあんた達は危ないみたいなニュアンスの事を書いた気がする。
でもそれってこれから働く予定の会社でも状況は同じで、
選考中技術に対する社員さんの意識は高いと感じたけどそれも主観だし。
そう考えるとなんで採用されたのかここで働いていいのかも揺らぐ。

けど、
何となく感じたのは外資系の企業だから中途採用が多くて
何人かのマネージャーにも会ったけどマネージャーも半数以上転職組だったし
だから全体的にずっと一企業に属して貢献するって概念があんまりない様な気がして
採用直後もゲイの人事に
「ここで働いたらその後絶対役に立つから(同じところで?)7年ぐらいはがんばって」って言われて
人事のくせにずっと働いてほしいなんてサラサラ思ってない感丸出しであれにはちょっとびっくりしたなぁ
でも、そーゆう風土なんだったら
今私が将来的に情報リテラシー講座を開こうと思ってたり
幸せって何?って悩みだしてひきこもりになるかもしれない
と思ってたりする事で会社に対して罪悪感を持ってるけどそんなに罪悪感を感じなくていいんだろうなって思う。
(わかんない、感じた方が良いのかな?)

友達と話してて手厚く保護してくれる日本企業と比べて
この会社はいろいろ勝手にやれって感じで制度が不親切だなぁと思ったりするけど
その分会社のためにとか、会社全体で一緒にとか、ずっとこの会社でみたいなのは一切感じないし、
将来情報リテラシー講座を開くためにここでは修行として仕事したいって言ってもたぶんOKなんだろうなぁ
言えないけど。

ふんふん
それで他の企業に受からないのにこの企業には受かったんだな
あのゲイは私が自分の幸せ論を突き詰めていったら将来的に会社から出るかもしれないって
わかってて採用して、さらにここで7年はがんばってみたいな事まで言ったのかもしれないな
だとしたら私は自信を持っても良いって事になるな
実際に仕事してみたら普通に仕事してそうだけどw

そー考えるとちょっと気が楽になったぞ
ずっと罪悪感を感じてあれこれ悩んでた事をなかった事にしようとしてたんだよね
でも私が幸せ論を突き詰めたいなら周りは関係ないんだよね
たとえ採用してくれた会社に追い出されても仕方ないんだ
追い出されてなくて出ようとも思ってない間は
自分がいる場所でそこにある仕事をがんばる
今もこれからも。

最近たぶんこの悩みと映像の悩みがごっちゃになって
夢に出てきたりして映像にこの話を入れた方がいいのか?とか
映像に集中できなかったけど(これもそれもすべてゲイのせい!)
これからは映像に集中できるはず!!
がんばらなあかん!

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私は今セルフドキュメンタリーの編集をしている。
似たような下らない悩みで悶々としながら作品を作ろうとしている。
下らないし不格好だし何の役にも立たない。
時には自分の評価を下げ、人を不快にさせるかもしれない。
違和感を感じつつもうまく立ち回らなきゃいけない時もあるかもしれない。
でもなかった事にはしちゃいけないと思う。
私は悩む事をやめちゃいけないと思う。