テントウムシ(の幼虫)パラダイス | 虫ガールと恐竜ボーイ

虫ガールと恐竜ボーイ

虫をこよなく愛する娘と恐竜を愛する息子の日常を綴った日記です。
だんだん虫に慣れてきた母の写真・絵付き。

昨日近所の公園に遊びに行った。
まずは普通の子供らしくひととおり遊具で遊んだ後、
お約束のように虫がよく出る植え込みに行く子供たち。

そして娘の
「かわいーい!」
の声。
何がいたの?とカメラ持って見に行ったらコイツがいた。


テントウムシの幼虫。
いや、、、てんとう虫はかわいいよ?
でもこれはかわいいかなあ?
ねえ?よく考えてみようよ?
娘の「かわいい」の感覚にいつまでも慣れない母。


その植え込みはブロック塀で少し高くなったところにあるんですが、
周りをよく見るとコイツがめっちゃいた。
見える範囲をざっと数えただけでも11匹。
何?今そういう時期なの?

そのうち数匹はブロック塀の上に不用意に置いた私のカバンの中への侵入を試みていたので辛くも阻止した。
もしかしたら既に侵入済のやつもいるかもしれないけど、
公園でカバンを空にして調べるのはちょっと恥ずかしいので泣く泣くやめた。
(家で調べたけど結局いなかった。・・・ほっ)

娘はひとしきりテントウムシの幼虫を愛でると、
「ダンゴムシのおうち!」
と、土と水と枯葉を混ぜてなにやら構造物を作るという
幼稚園児と見まがうような遊びをし、(4年生だよ!)
息子は母が気を取られている隙にでかい枯葉を10枚以上カバンに入れようとしていた。
母は目ざとく見つけて「ちょっとなにしてんの!」と阻止した。

ああ忙しい。

で、幼虫は大量にいたのと、

ブロック塀についてじっとしてたのできっともう餌を食べずに蛹になるだけだと勝手に判断し、
一つ見つけた蛹と一緒に連れ帰ってベランダの鉢植えに置いてみた。
これなら勝手に羽化しても死なずに飛びたてますからね。
運が良ければ羽化が見れるかも?!

こっちがサナギ。

ちなみにテントウムシは不味いらしく、鳥などにはほとんど食べられないらしい。
すげー!!
不味いって最高の自己防衛。すごいよテントウムシ!

それでも寄生バチや寄生バエなどの天敵はいるらしい。
寄生バチもすごいな・・・