五里ヶ峯~鏡台山
夕方には自宅へ戻り泊りがけの会議に出なければならないので、精神的負担の少ない
里山歩きに出かけてみた。
目的の山は、近くに在りながら今まで登る機会の無かったこの二座。
何れも標高は1300mに満たないが、片や上信越自動車道のトンネル貫通で、もう一方は
田毎の月が昇る山として馴染は深い。
撮影機材:カメラ PENTAX K100D Super
レンズ SIGMA 18-125mm
(AT 8:27)坂城神社裏の登山者専用駐車場利用、下山後の予定を考え15:00帰着をメドに出発!
最初の目標・村上義清で有名な葛尾城跡へは遊歩道が整備され直ぐに分岐、右の近道を選択
道は尾根へと導かれ両側は赤松の疎林、融けた雪が夜間の低温で凍り歩き難い
この地方では赤松林=松茸山、ご多分に漏れず仰々しい貼り紙とビニールテープ (x_x;)
高度を上げるにつれ残雪が多くなり、硬いので滑って転ばぬ様少し神経を使う
南東方向は霞と逆光でパッとしないが、北西は展望が開け眼下に千曲市が俯瞰でき如何にも山城の雰囲気
城跡は東屋と一対の石灯篭・小さな祠、簡素さが却って好印象、奥に見えるピークが五里ヶ峯
(AT 9:20) 城跡の佇まいを確認し五里ヶ峯へ向かう、先ずは堀切へと降る階段から
この季節自分以外にも物好きは居るようで、五里ヶ峯へ向かう尾根道にトレースが残る
送電線鉄塔通過、千曲市(旧戸倉町)からのルートは此処へ出るようだ
鏡台山方面との分岐到着、此処から左に50mほど登り上げれば山頂
(AT 10:10) 五里ヶ峯山頂、この角度から眺める冠着山はピラミダルで存在感が在る
(AT 10:33) 此処からは積雪が増えそうなので、持ってきたワカンを履き山頂を辞す
冬季このルートを歩くのは流石にカモシカ君だけ、左上に見えるのがが鏡台山!
山火事延焼に刈り込まれた防火帯をアニマルトラックに従い進むと、此処でも送電線を横切る
アップダウンを繰り返しながら高度を落とし、漸く林道更埴坂城線の峠が見えて来た
(AT 11:21) 林道反対側に鏡台山登山口の案内板、一服してさぁラスト55分!
尾根に取り付くと間もなく男坂・女坂の分岐、登りは急な男坂を選択
トラロープの付けられた急登だが、積雪のお蔭で難なく登れる
女坂と合流した後、時折カモシカのトラックが横断する雪道が山頂まで続く
(AT12:14) 稜線の位置が徐々に低くなり、単調な尾根歩きに飽きた頃山頂到着 v(^-^)v
此処でも展望は北西方面のみ、霞んでいなければ後立山も見える筈なのだが (・_・;)
(AT12:48) 山頂ステイ30分余り、登って来た道を林道まで降ろう!
すっかり春めいてきた陽気の中、五里ヶ峯の山腹を巻くように付けられた林道を降る
(AT13:50) 葛尾城跡への途中、送電線とクロスする地点からショートカット狙いで送電線巡視路へ
(AT14:27) 日名沢川の谷越えに巡視路は無し!道無き急斜面を降り、登り返して漸く和平集落下部へ (;^_^A
(AT 15:01) ドンピシャ!予定時刻に坂城神社帰着 (フゥ~
ルート図

坂城神社からは帰路に在る戸倉上山田・万葉温泉に浸かってサッパリ o(^-^)o
自宅に戻り山道具の片づけと早目の夕食、何とか19:00~の大町市での会議に間に合う
精神的負担の無い里山歩きを意図したが、五里ヶ峯~鏡台山のグルリッぽは意外に長かった
因みに携帯電話に内蔵の万歩計によれば・・
歩行数 = 26,000余
移動距離 = 15Km余
消費cal = 578Kcal
脂肪燃焼量= 41g