花に引かれ三角点

三連休の最終日、満を持して夏山の醍醐味満喫

梅雨が明けたとは言え不安定な夕立ち、更には先週の山行で

痛めた足も完治しないので、二日間はうだうだ過ごす（汗；

そして、海の日改め山の日（これホント？）の今日、回復具合も

分らないまま取り敢えずこの時期定番の八方尾根へ出撃～

　　　撮影機材　カメラ：PENTAX K200D

　　　　　　　　　　レンズ：TAMRON 17-50mm F2.8

黒菱林道を駆け上がる途中のビューポイントにて、今日は絶好

の山行日和になりそう♪

黒菱駐車場、スペースが拡張され停めやすくなった
-5:56

口蹄疫対策で立入禁止にも拘らず放牧内に入る登山者

（前年までは入れたが、やはりマナーは守って欲しい）

リフト乗り場近くに在る登山道入り口、通行禁止って何だかなぁ・・

まぁ、今日は足の調子もあるので最初からリフト利用のつもりだが。



6:30運転開始の黒菱第３リフトを一番乗り、上部湿地帯へ上がると

白馬鑓と杓子の一部が映り、八方池への期待が高まる（ワクワク）

-6:35

更にクワッドを乗り継いで八方池山荘へと向かう
-6:40

八方池山荘、こんな青空を背景とした山荘は初めて見るかも・・
-6:43

山荘裏手の展望広場からは白馬三山が迫力

稜線ルートを登り始めたが、途中から通行止めで遊歩道へ

結果的には木道が足の負担を軽減してくれたようだが・・

木道両脇にハルリンドウ、イワイチョウ、ワタスゲ・・

稜線ルートと合流するトイレ小舎手前の沢筋にも豊富な残雪

トイレ小舎横に咲くニッコウキスゲ
-7:39

八方ケルンの向こうに戸隠・高妻・妙高・火打・焼山の山並み

八方池、手前の窪地にも雪田が残る
-7:54

早速池畔に降りて、先ずは水面に映る不帰ノ峰

池を3/4周して白馬三山、やっと念願の絵が撮れた♪

下ノ樺を過ぎた辺りで登山道にライチョウが飛び出す！

五竜・鹿島槍が徐々に大きく見えてきた

扇ノ雪田手前に雪が残り、雪田の面積も広い
-9:07

上ノ樺を登っていると一年ぶりの遭遇！未だ本調子ではなく昨日は

ご主人と唐松岳山荘に泊られたそう。。。早期の全快を祈ります。

昨年も残っていたが今年は距離も長く幅も広い



登り切って振り返る、夏の唐松岳とは思えない

丸山直下、残雪とハイマツと青空が夏山の風物詩



丸山ケルンの建つ台地で本日初の一服～♪
-9:36

丸山からのルートは暫らく尾根筋を行く

右手には幾つかの不帰ルンゼ、しかし滑る事は無いだろう。。

道はトラバースへ変わり沢筋を横切る地点が要注意！

二つ目の沢には未だ雪が残る、こんな光景も初めて

幾つかのカーブを曲がって唐松岳山荘の裏に飛び出す！

取り敢えず山荘裏手ピークに登り立山・剣を♪
-10:30

ピークから鞍部へ向かい剱を入れた唐松岳を

山頂への最後の登り



山頂到着、先ずは二等三角点をパチリ！
-10:50

そして近くの山ガールにシャッターを押してもらう

山頂展望の幾つか、これは槍を原寸で切り出してみた

更に水晶～赤牛、左に鷲羽、右に黒部五郎か？



先週登った不帰岳へ続く名剣山、百貫山の尾根

不帰岳の原寸切り出し

中央手前は祖母谷へ降るルート上の餓鬼山

そして、最後は白馬鑓へと続く縦走路

ひととおり山頂展望を撮った後は剣に向かい乾杯！

４０分の山頂ステイでそろそろ下山に掛かる
-11:28

山荘前に戻って幕営地と祖母谷へのルート状況を

下山も漏れの無いよう花を何点か撮りながら

八方池に戻ると、稜線は既にガスの中・・・
-14:15

下界は暑いだろうなぁ・・・

八方池山荘で無事の下山に感謝しつつご褒美

黒菱第３リフトで今日の山旅も終る
-15:13

このあと無料の足湯で労わり、久し振りツルツルアルカリ温泉

みみずくの湯でサッパリし家路に着く。。。

痛めた足だが行動中は多少痛みを感じたが、下山後こうして

レポを作成していても何ら違和感は無い。

薄紙を剥すように・・、とよく言われるが少しずつ治っている？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－ＥＮＤ－