長井諏訪社御柱祭 | ロフトで綴る山と山スキー

長井諏訪社御柱祭

いよいよ御柱祭当日、さてどんな一日になったのか・・


先ず、衣装だが献木者なので紋付羽織・袴着用 (-^□^-)

今日に至るまで、無論着た事はないし、我家に有った記憶はあるが

虫喰いになっているだろうと恐る恐る生家の土蔵を調べると・・

何と、生前の父が着た着物が箪笥の中で無事に!


長襦袢と雪駄だけ義兄のを借用し、何とかサマになった感じが(笑

で、仲間の総代と先ず会場の長井地区公民館そばにて試し撮り♪


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  撮影機材 カメラ:Nikon COOLPIX P50


馬子にも衣装とはこの事ですなぁ (笑


長井諏訪社は下長井地区(氏子38戸、二の柱担当)と我が中長井

地区(氏子26戸、一の柱担当)の氏子総数64戸とささやかな神社。

全国的に有名な諏訪大社の御柱祭には比べようも無いが、一応は

寅と申の六年毎に巡ってくる地域の一大イベントには違いない。


先ずは諏訪社直ぐ近くに在る下長井公民館にて、式年御柱大祭の

式典開始!

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 献木者なのでヒナ壇に座ります (-^□^-)

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式典と昼食を兼ねての祝宴は一時間ほどで終了し、700mほど

離れた里曳きスタート地点へ移動。


クス玉が割られ、花火が上り、木遣の後にいよいよ曳行開始!
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 里曳きの行列はこんな様子。。。



 献木者は御幣を持って御柱の先を行くのだ

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 曳行距離が短いので行列はユックリと進む
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 行列にはお供え物が入った唐棺があるが・・
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実際の供物は神社に用意済みで、中身は道中振る舞い♪
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 中間点を過ぎて、総代長と一緒に記念撮影
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 行列はいよいよ神社前に到着
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 此処でも宮司さんと一緒に記念撮影を
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 此処から神社に向け木落としならぬ木上がり
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鳥居を潜っての石段上がりは里曳きのクライマックスとも言える
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来賓の自治会長、いつの間にか仮装 (ノ゚ο゚)ノ
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 こんな人も Σ(・ω・ノ)ノ!
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 社殿では二人の宮司が御柱の到着を待つ
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 一の柱曳き手の皆さんが境内へ上って来た!
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 では、一の柱の上る様子を上から・・・



 次に二の柱を石段の途中から・・・



 ラッパ手はこのお二人です♪ (*^ー^)ノ
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 二つの御柱が境内に上ると獅子舞の奉納

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 伝統の民俗芸能、記録を残す意味も含め撮影



 いよいよ建て御柱を待つばかり・・

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 おっと、その前に神官の祝詞とお祓い



   一の御柱が建つ・・・



  続いて二の御柱も・・・



 無事に建った一の柱とツーショット♪

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 最後は神殿に供物を奉げて神事

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 二の柱献木者が宮司から玉串を受け奉納

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神事も滞りなく終って式年御柱大祭は無事終了!

中長井地区公民館に集まりご苦労会 (‐^▽^‐)


 この席でも始まりは先ずは木遣から・・



酔い醒ましに外へ出れば、春の穏やかな日も漸く暮れようとし

折から、後立山連峰に陽が沈む・・・

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 あまりに綺麗なので連続写真を ヽ(゜▽、゜)ノ

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 今の季節、太陽は白岳辺りに沈むようだ
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太陽が隠れ蒼いシルエットとなった後立山連峰
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こうして、御神木となる柱の見立てから始まり半年に及ぶ行事も終了。


今回は総代と献木者という二重の意味で大変な御柱だったが、父の着た

我が家の家紋付入り羽織を着る機会に遭遇。

式典会場での献木者挨拶として、亡き父が植林し育てた木が選ばれた事

更に、着ている羽織・袴は父も着たもので、きっとあの世で喜んでいる筈・・

と言ったのだが、偽らざる心境 (^_^)v


※5月3日の追記


後片付けで今日も諏訪社へ、二本の御柱は威風堂々と建っていた。。
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                          -END-