立山カルデラ体験学習 | ロフトで綴る山と山スキー

立山カルデラ体験学習

先週に続いて立山山系へ♪


先ずはキッカケを与えてくれた「さとさん」に感謝!

早速申し込むと、?倍の難関を運良く突破 ヽ(゚◇゚ )ノ


 キター!
ロフトで綴る山と山スキー-当選通知
          【当選通知】


ロフトで綴る山と山スキー-0822_0810 -8:10
          【立山砂防事務所】

自宅を4:30に出発、糸魚川から高速に乗り立山ICで

下線。途中二ヶ所で一服&朝食を摂り予定通り8:00に

現地へ到着。既に受付が始まっていた。


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        【富山地鉄・立山駅】

受付後、時間があったので付近を散策しつつ撮影。

会社の後輩と立山~双六縦走出発時以来26年ぶり。

尤も、当時の駅舎がどんなだったか覚えてないが。。

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     【立山カルデラ砂防博物館】


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          【事前レクチャー】

我々Bコース組は、先ず博物館に入り立山カルデラの

生い立ちや歴史、砂防の状況など説明を受ける。


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         【マイクロバス乗車】

利用バス三台が何れも富山県・富山市・立山町公用車

だったのは、如何にも公共のイベントらしい。。。


ロフトで綴る山と山スキー-0822_1020 -10:20
            【有峰湖】

車で立山カルデラへ入るには折立から真川林道経由。

有峰林道や折立も初めてなので山行時の参考になる。


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            【言いえて妙】

真川林道検問所にあった横断幕、時として牙をむく自

然の怖さを現わしている。


ロフトで綴る山と山スキー-0822_1125 -11:25
          【立山温泉跡地】

最初の見学地にして、筆者が一番見たかった場所へ。


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             【供養塔】

入口には安政五年の大鳶地震により崩落した土砂に埋

もれ、犠牲となった宿泊者や従業員の供養塔が建つ。


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      【往時を偲ばせる浴槽】

大鳶地震の後、復興を果たし最盛期には300人を超える

宿泊客で賑わったそうだが、1969年の豪雨災害で現地

への登山道が流出。復旧を目指すも間もなく開通したア

ルペンルートにより集客の見込みが立たず、断念。

営業終了を決意したが、温泉宿解体に多額の経費が掛

る為、火を点け焼いて片付けたらしい。

映画「剱岳・点の記」にも、雨で下山してきた紫崎芳太郎

一行の温泉到着シーンが出てきた。。

現在では僅かな礎石とタイル張り浴室・浴槽が残るのみ。


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          【砂防の記念碑】

温泉跡地近くに建つのを見て、何故か胸にくるものが・・。


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            【天涯の橋】

富山県知事浜口恒之助さんが立山カルデラの砂防を称し

大正4年「護天涯」と石に刻んだ事から、以後この二文字

は色々なネーミングに用いられている。


ロフトで綴る山と山スキー-0822_1151 -11:51
            【泥鰌池】

橋を渡った湯川右岸にあり、立山温泉では舟を浮かべて

宿泊客の遊興にも利用したらしい。。

今は静まり返り時折ニジマスのライズする音だけが響く。


ロフトで綴る山と山スキー-0822_1235 -12:35

         【多枝原平展望台】

大鳶地震による崩壊壁が眼前に展開し、此処を訪れた

幸田露伴の次女・幸田文が書いた「崩れ」の一文が右の

記念碑に掘られている。。。

ロフトで綴る山と山スキー-0822_1304 -13:04
         【六九谷展望台】

1969年の豪雨災害で崩落した土砂が堆積、その後決壊

して土石流を引き起こしたが、その決壊跡が発生年に因

んで六九谷と名付けられた。展望台からは今でも荒々し

い崩壊跡と、その奥には治山効果で徐々に緑が蘇って

きた立山カルデラの全容が望める。


ロフトで綴る山と山スキー-0822_1322 -13:22
         【白岩砂防堰堤】

昭和4年着工、昭和14年竣工。我が国有数の急流荒廃

河川である常願寺川の基幹砂防施設であり、今なお富山

平野を土砂災害から守り、また大型機械を駆使した大規

模建造物群からなる複合的砂防施設であり、近代砂防施

設の一つの到達点である、として今年、重要文化財に指定

された。(立山砂防事務所パンフより抜粋)


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         【白岩堰堤に懸る橋】


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            【堰堤上流】

荒れる川の面影など微塵も感じさせない穏やかな風景。


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         【白岩堰堤と下流】

高さ108mの堰堤下も穏やかな渓流に見えるのだが。。。

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       【立山カルデラ鳥瞰図】

下山後に眺めてみると辿ってきたコースが良く分かる。


ロフトで綴る山と山スキー-0822_1349 -13:49
            【天涯の湯】

白岩堰堤のすぐ上流右岸には、カルデラ内砂防工事者

専用に現代版立山温泉がある。


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             【足湯】

残念ながら我々体験学習者は天涯の湯に入れないので

外に設けられた足湯で我慢。。


ロフトで綴る山と山スキー-0822_1415 -14:15
           【下山開始】

旧トロッコ軌道敷のあるトンネルを歩いて水谷出張所へ。


ロフトで綴る山と山スキー-0822_1421 -14:21
           【水谷出張所】

立山砂防事務所の最奥地に在り、トロッコの終点基地

でもある。

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           【砂防トロッコ】

いよいよ最後のお楽しみ、トロッコ乗車の時間が近付く。


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         【学習者向け看板?】


ロフトで綴る山と山スキー-0822_1433 -14:33

          【出発進行~!】

三輛編成、一輛に6~8人乗れる。遊園地にある遊具と

同じで、軌道幅は最少の610mmらしい。。


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          【スイッチバック】

急斜地を走る為、全線で38段のスイッチバックがある。

中でも樺平~水谷間は18段が連続し、世界一。


ロフトで綴る山と山スキー-0822_1612 -16:12

           【千寿ヶ原到着】

全長18kmを凡そ1時間半、起点の千寿ヶ原到着~♪

車中では説明員の方が沿線の状況など逐一説明して

くれたが、後半は睡魔の方が勝ってしまい zzzZZZ


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      【本日の役目を終え車庫へ】

しかし、鉄道ファン膵炎の的?お金を払っても乗れない

トロッコに、往復はがき代+傷害保険代(50円)だけで

乗れてしまうのだから、やはりラッキーだった♪


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           【登録記念物】
昭和初期から運行が続けられている工事用軌道として

の歴史的性格が評価され、2006年に文化財保護法に

基づく登録記念物に登録された。一般客の利用は通常

許可されないが、地元の博物館が主催する砂防工事の

見学会に参加することで、乗車することが可能である。

               (以上、ウィキペディアより)

滅多に入れない空間に身を置けた上、好天にも恵まれ

有意義な体験学習の一日だった~ (^∇^)


   撮影機材:カメラ PENTAX K100Dsp

          レンズ SIGMA 18-125mm

                      -END-