劔岳~早月尾根から~
今年のお盆後半は土日となり、夏期休暇を取らずに
盆休みとなった。
で、15日は漸く夏空も期待できそうなので、今年が
旬の劔岳へ早月尾根日帰りで行くことに。。。
(自宅発深夜1:00→馬場島到着4:10)
【最初の道標プレート】
早朝4:40ヘッデンを付け先行者数名の後を追って
早月尾根を登り始める。
漸く明るくなり、1km地点プレートが本日の初撮り。
【立山杉】
この山域には樹齢何百年の杉の大木を見ることが
でき、登山道脇でも何本か見かける。
猫又谷の山スキーではアプローチの林道沿いにも
ひと際大きな立山杉(別名:洞杉)が在る。
【朝日を浴びる猫又山】
漸く尾根左側の展望が開け、山スキーで行った稜線
に登り始めた夏の太陽が当たり始めた。
【奥大日岳方面】
やがて右手も開け奥大日岳方面も見えてきた。。
登山道の真ん中に埋めてあるが、本物は7m程離れ
た場所にあるらしい。(探したが藪が濃く見つからず)
突然ポッカリ空間が開け、池沼が現れる。名前は何と
言うんだろう?
【伝蔵小屋】
尾根筋の小さなピークに達すると眼の前にこの景色♪
先は長いが、気分的に漸く行程の半分を消化した感。
【後半の出発~】
小屋前ベンチにてパンとコーヒーの少し長めの休憩。
伝蔵小屋からも急登は続くが、こんな景色が慰めて
くれるから嬉しい。。
【振り向けば・・】
伝蔵小屋と早月尾根、更に遠く富山湾が霞む。。
森林限界を超え山頂と小窓尾根が間近に見える。
【お花畑】
遅くまで雪が残ったのか、まだチングルマも咲いてる。
今日の行程は長いので、お花の撮影はできるだけ控え
てきたのだが、この辺りから我慢も限界に達してしまう。
こうして見ると今まで縁の無かった劔岳西面の様子
が良く分かる。。
意外と白馬鑓のボリューム感タップリなのに驚く。。
-10:32
【最後の道標プレート】
標高1000mから200m刻みで設置されているプレートも
此処から本格的な岩場が始まり、山頂稜線上には人影
も確認できる。
岩は硬く手掛かりも十分なので慎重に進めば問題無い。
【高度を稼ぐ】
先行者のシルエットを入れ、岩稜帯の登高を撮ってみた。
核心部に入ってきた早月尾根は累々とした岩場が続く。
【別山尾根ルート】
右手には劔沢と前劔からのコースが見えるようになる。
此処まで来れば山頂の声も聞こえ、あと僅かな登り。
【山頂の一角へ】
比較的静かだった早月尾根の登りに比べ、圧倒的に
別山尾根ルート利用者が多い。
白馬岳~鹿島槍の後立山を背に屹立する八ッ峰。
【山頂展望-2】
鹿島槍~針ノ木と続く後立山と手前は源次郎尾根。
前回(32年前)の山頂はガスガスで展望はゼロ(涙
西側は残念ながらガスが上がってきたが、北・東面
の眺望が得られ、漸く溜飲を下げた(笑
山頂風景をもう一枚撮って下山に掛かろう。。
富山平野から湧き上ってきたガスは瞬く間に山を覆う
登りで撮り残したお花を撮りながらマイペースで降る。
-16:57
【帰着♪】
伝蔵小屋でゆっくりし過ぎたのか、計画より30分遅れ。
標高差2300m余りの早月尾根、やはり日帰りはキツイ
が、達成感十分の一日だったヽ(゚◇゚ )ノ
ので。。。
撮影機材:カメラ PENTAX K100Dsp
レンズ TAMRON 18-200mm A14
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