北信越国体山岳競技
この週末は石川県金沢市へのお出かけ・・。
山岳協会に係わるようになってから何かとイベントに
参加する機会は多いが、この国体予選も恒例の一つ。
高校三年時に自分も出場した大会だけに、40数年後
何らかの形で恩返しできれば・・と、前年に続いて役員
参加だった。。(当時は県予選のみで本国体出場)
会場は金沢市医王山スポーツセンター。此処は石川
国体開催時に建てられた建物の様で、県営施設。
運営形態が長野県須坂青年の家に似てました(笑
宣誓する石川県少年男子選手と、石川県山岳協会長
ここで、長野県選手団の紹介をば・・
いずれもボルダリング競技会場にて、課題1・2を終え
休憩中のスナップで
昨年に続き、二度目の出場。お隣は監督(以下同じ)
この二人は初めてペアを組むのかな?
監督がお父さん、選手は兄弟という素晴らしいトリオ
成年男子は予選無しの全県出場のため、この大会
には参加していません。
【ここで、国体山岳競技についてのレクチャーを】
筆者が出場した当時はテント担いで九重・傾・祖母を
縦走、勝敗は行動中のマナー、テントの張り具合、迅
速さ、漁業通報を聞きながら天気図作成と予報・・など
審判員が判定し、持点からの減点で得点を付けた。
後に踏破タイムレースが加わりスポーツ性が増す。
この縦走&踏破という競技形態がずっと続いてきたが
三年前から縦走の代わりにクライミングのリードとなり
一昨年から踏破の代わりにボルダリングとなり、現在
の2種目制(チームは二人1チーム)となった。
ボルダリング
課題1・2を前半にトライ、休憩を挟んで課題3・4を後
半行う。いずれもゴールホールドを両手で掴むと完登。
制限時間内何度落下しても構わないが、最終到達の
ホールドでポイントが決まる。(凡その説明ですw)
リード
課題壁を制限時間内に登り、最終支点カラビナに確保
ロープを通し(クリップする)、ゴールホールドを掴むと
完登。落下するとその時点で競技終了し、最高到達地
点でポイントが決まる。(凡その説明ですw)
ボルダリング、リード共にクラス毎にスタンス・ホールド
の設定を変える。
【ボルダリング】
課題4に挑むM崎選手、成年女子選手中唯一人完登♪
壁中盤をを登るN嶋(弟)選手、完登できずも最高到達
初日は成女・少女各ボルダリングと少男のリード競技
が行われた。
そして、夜・・。選手・監督は金沢市街のホテル宿舎へ
下り、役員スタッフはセンター泊り。
夕食後はお決まりの親睦会。地元石川県山岳協会の
皆さんにお世話になりながら、年に?回かの北信越5
県山岳連盟(協会)役員同士の賑やかな交流タイム♪
各県それぞれ自慢の銘酒を持ち寄りさながら品評会!
いやぁ~美味しく頂戴しました
あ、皆さんにはコチラ↓をお見せする方が良いですね
【ボルダリングで健闘する長野県勢】
【N嶋(弟)のスムーズなリードの動き】
午前中には予定された全競技が終了し、昼食を挟み
午後は最後のプログラム、閉会式。
各種目・クラス毎および総合成績の1~3位までに賞状
が贈られる♪
全種目、クラス・総合共に入賞した長野県選手団。
とりわけ全クラス揃って本国体出場権を獲得したのは
何と11年振りの快挙らしい。。。
終了後は各々バラバラに長野へ戻るので、ロビーにて
ささやかな慰労。ソフトドリンクやアイスクリームを手に
N田副会長から本国体に向けて激励の言葉を頂く(w
こうして、この週末も有意義に過ごすことができた。
二日間共雨が降ったり止んだり・・、一時は激しい雨も
降ったが屋外で行われるリード競技時に降られなかっ
たのは幸い。お陰で北陸の蒸し暑い夜を感じることなく
安眠できました zzZZZ
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