八方尾根~唐松岳 | ロフトで綴る山と山スキー

八方尾根~唐松岳

海の日を最終日とする三連休、梅雨明けした筈なのに

パッとしない二日間。

自宅でヒマラヤトレッキングの会計報告を纏め (遅;

ウダウダしていたが、流石に三日目となれば何処かの

お山に出撃したいもの・・

って事で選んだのが黒菱林道を車で上がり、早朝から

お花を撮りながらの唐松往復。

天気が悪きゃぁ八方池止まりも視野に入れ出発~


ロフトで綴る山と山スキー-0525 at 5:25

         【黒菱駐車地点】

自宅を出る時から霧の中、もちろん山も真っ白け (涙;

リフト運行前にゲレンデ(夏季は牧場)を登り始める。


ロフトで綴る山と山スキー-0545 at 5:45

          【湿原遊歩道】

急な黒菱斜面を上がり霧の濃い湿原の木道に入る。


ロフトで綴る山と山スキー-0604 at 6:00

         【アルペングラード】

最後のリフト沿いを行く先行者も霧に隠れがち・・

自然観察歩道も夏季用リフトが運行され、歩く人が少

ないのか幾分荒れ気味。。


ロフトで綴る山と山スキー-0624 at 6:24

           【八方池山荘】

恐らく標高2000m辺りで雲海の上に出るらしく1950m

の此処はその境目で徐々にガスが薄くなってきた。


ロフトで綴る山と山スキー-0631 at 6:31

           【雲海を抜ける】
山荘から暫く登ると思惑通り上空には青空が広がり

白馬三山も姿を現わし、気分はスッキリ!


ロフトで綴る山と山スキー-0636
           【雲海に浮かぶ】

大きな山容の高妻乙妻と、その左に妙高火打焼山

の頸城三山が雲海から頂を突き出している。


ロフトで綴る山と山スキー-0645
            【爺・鹿島槍】

登りながら左方向に眼を転ずれば、先週歩いた山が

各々双耳峰比べをするかのように峰を重ねる。


ロフトで綴る山と山スキー-0715 at 7:15

             【八方池】

展望写真やお花を撮りながらのビスターリ山行が続く。


ロフトで綴る山と山スキー-0754
           【鹿島槍・五竜】

お互い後立山の盟主を競うが、秀麗さで鹿島槍ヶ岳

大きさで五竜岳か?判定はニッコウキスゲ任せ(笑


ロフトで綴る山と山スキー-0828
         【丸山直下の雪田】

青空・ハイマツ・残雪、このコントラストは夏山の魅力

に欠かせない要素かも。。


ロフトで綴る山と山スキー-0837 at 8:37
           【丸山にて憩う】

雲海に浮かぶ山々を眺めながら、登る人・下る人が

山座同定を楽しみ、ひと時を寛ぐ。


ロフトで綴る山と山スキー-0843
          【コントラスト】

丸山から僅かの登りで稜線に立てば、目指す唐松

を中央に八峰や前衛峰が夏山の風情を演出する。


ロフトで綴る山と山スキー-0941
           【最後の巻き道】

幾つかカーブを曲がると、突然前方に唐松山荘が

飛び込んでくる。稜線の向こうには立山も・・


ロフトで綴る山と山スキー-0945 at 9:45

            【唐松岳】

唐松山荘前から山頂へと続く登山道。後立山の稜線

は概ね信州側が切れ落ち、越中側の傾斜は緩い。

知人のitadori氏によれば、冬の季節風でできる雪庇

が影響しているらしい。。


ロフトで綴る山と山スキー-1000 at 10:00
      【山頂に到着し白馬方面を】

この写真を撮る直前、むらさんからの携帯で八方池

止りにするとのこと。デジイチ撮り比べを楽しみにし

ていたのに残念。。。

ロフトで綴る山と山スキー-1002
       【立山・剣をバックに】


ロフトで綴る山と山スキー-1007
       【槍・穂から水晶辺りまで】


ロフトで綴る山と山スキー-1010
            【彩雲】

頂上へ向かう途中から気付いていたが、山頂展望

を楽しんでいる間に輝きのピークに達した♪

先週布引岳で見た立山・剣に懸る虹、そして今日は

この彩雲。。次の山行では何が見られるかな?


ロフトで綴る山と山スキー-1042
           【バッタリ♪】

山頂ステイを30分ばかり、往路は唐松山荘を覗いて

来たので、帰路は山荘裏小ピーク経由とし登り返して

いると・・、何と前方に山猫マーコさんの笑顔が!

昨年この時期に雪倉~朝日縦走をご一緒して以来で

今年1月大手術を受けた後、リハビリを兼ねご主人と

登りに来た由。パートナーを1時間以上も引き離し先行

するほど回復した・・と解釈しました(笑


ロフトで綴る山と山スキー-1059
            【お見送り】

お互い愛煙家?で、立ち話も何なので腰を降ろして

じっくり再会の喜びを語りあう。

15分ほど談笑し、再会を約して山頂へ向かう彼女を

見送り下山の途につく。


ロフトで綴る山と山スキー-1115
          【続く登山者の列】


ロフトで綴る山と山スキー-1144 at 11:44
            【扇雪田】 

ちょうど腹も空いたので、雪田末端まで降りノンビリ

昼飯タイムとする。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   


ロフトで綴る山と山スキー-1255
            【計数機】

下のカンバに設置されてるカウンター、左が往路時

右が下山時撮影したもので、何と上り下り合わせて

800人以上が今日だけで通過している!


ロフトで綴る山と山スキー-1314 at 13:14

            【八方池】

往路は晴れていたが、やはり山の天気は変り易い


ロフトで綴る山と山スキー-1330
           【八方銀座】

息ケルンから八方ケルンを振り返ると、午後2時近く

なのに沢山の人が行き交う。まさに八方銀座だ!


ロフトで綴る山と山スキー-1355 at 13:55
          【ソフトクリーム】

本音はビールを飲みたかったが、運転があるので。。


ロフトで綴る山と山スキー-1417
           【誰も歩かない】

殆どの人は営業中のアルペングラードクワッドリフトを

利用し下って行く。


ロフトで綴る山と山スキー-1428
            【最後の下り】

これまでの下りで膝へきている上、一直線の急傾斜

今日の行程中一番苦しい場所かも (涙;

※黒菱第三ペアリフトは夏季営業してるいるけど・・



ロフトで綴る山と山スキー-1441 at 14:40

          【ようやく帰着】

下りのリフト2本分をケチらなくても良かったかな (笑


ロフトで綴る山と山スキー-1510
           【無料の足湯】

麓に降りたら倉下の湯に浸かる予定だが、今シーズン

からお目見えした足湯で取りあえず足の疲れを癒す♪

グズついた三連休だったが何とか最終日だけ日射しが

期待でき、お手軽唐松岳をチョイスしてみた。

結果オーライで雲海の上に出た後は夏山の醍醐味を

十分堪能し、デジイチとも心置きなく付き合えた (^-^o



余談1)軽トレッキングシューズ


ロフトで綴る山と山スキー-1429
           【2000Rs.】

ヒマラヤトレッキングの帰路、ナムチェバザールにて

格安で購入したこの靴。

ちゃんとした手縫いで底も一応ビブラムゴムを使用。

今回、本格的な山行に初めて履いてみたがグリップ

力も有り、なかなかグッド♪

荷物の軽い日帰り山行なら十分使えそう・・

何はともあれ、安物買いの銭失いにならねば良いが。



余談2)唐松沢偵察?


ロフトで綴る山と山スキー-0955
      【エクストリームな唐松沢】

唐松山頂へ向かう鞍部から唐松沢を覗き込むと・・・

飛び出しの急斜面を凌げば、快適斜度が続きそう

滑るにしても左右からの雪崩が落ち着き、沢割れ

が始まる前辺りが狙い時かな?

※臆病な筆者には無理そうだが・・・(笑



                      -END-