鋸岳山行 | ロフトで綴る山と山スキー

鋸岳山行

信州百名山の99座目として踏んで来ました♪


長野市内の自宅発深夜2:00,二時間で仙流荘到着。

戸台の河川敷は30年ぶりになるので明るくなってから

向かう事にし、暫く仮眠 ZZzz

結局寝過ごしてしまい目を覚ましたのは5:30を回って

おり急ぎ戸台へ移動し朝食&出発準備。


戸台入山口 5:55

           【戸台入山口】

谷の入口は狭いが、駐車場から先の上流は一気に開け

広い河川敷の車道を行く。

車道が切れると河原歩きとなり、要所に赤テープの目印

があり、迷う事なく歩を進められる。

伊那の人は「木曽駒ヶ岳」を「西駒ヶ岳」と呼び、「甲斐駒

ヶ岳」を「東駒ヶ岳」と呼ぶ。地名を冠すると如何にもその

山が他所の山になってしまうからのようだ。。。


時々登山道 6:50
          【時々登山道へ】

時にはスーパー林道開通前北沢峠へ向かう往年の登山

道も歩く。

会社の後輩を誘い甲斐駒・仙丈を登った時はまだこの道

しか無かった。。。


渡渉地点 7:27
          【渡渉ポイント】

堰堤を四つ越え歩き出してから一時間半ほどで目立つ

目印に到着。左岸を探すも特に標識は見当たらないが

対岸に↓のケルンが見え、飛び石伝いに戸台川渡渉。


角兵衛沢入口 7:32

         【角兵衛沢入口】

左奥に「角兵衛1合目」のプレートがあり此処で間違い

無いと判断。一服し急登に備える。


古い道標

          【古い標識】

木にめり込んだプレートがルートの歴史を感じさせる。

大岩到着 9:08

          【大岩壁到着】
涸れ沢を二本横切る他は単調な樹林帯の急登を一時間

半ばかり、漸く↑の場所に出て一服。


ガレ場歩き 9:17

          【ガレ場歩き】

大岩壁から先はいよいよ本格的なガレ場歩きとなり、岩

を崩さぬよう静かに踏みつけながら登る。


タカネビランジ
         【タカネビランジ】

時期は遅いが赤茶けた岩屑の中から鮮やかに目へ飛

び込んできた。


疎林の急登 9:53
         【疎林帯の急登】

コルまではずっとガレ場歩きを想像していたが、右側

疎林帯の中にジグを切りながら明瞭な踏跡が残って

いる。急登には変わりないが。。。


コル近し 10:35

          【コル近し】
疎林帯が終わると再びルートはガレ場となり、沢中央の

枯れ木に巻かれた赤テープへ導かれトラバース。

上方には角兵衛のコルと思しき地形が確認できる。

山頂ショット 11:00

           【山頂ショット】

コルからは土混じりの岩場の急登となり、右側が切れ落ち

嫌らしい場所もあるが、慎重に歩を進める事十五分ほどで

鋸岳第一高点へ飛び出した♪

コルから当たり出した雨は雷雨の予報もあり、展望の利か

ない山頂に長居は無用と写真撮影後下山に掛かる。


登りでは最後の岳樺となる辺りで風を避け腹ごしらえ中に

とうとう上空から雷も鳴り出した。

目的を果したので後はひたすら下るばかり。


傘をさして 13:56
        【雷鳴を聞きながら】

先週に引き続き、ザックカバ-と折り畳み傘の併用で蒸れ

ることなく、朝辿った河原ルートを駐車地点へと向かう。

もちろん、信州百名山99座目を踏んだ充実感と共に。。。

時折強い雨足と共に雷鳴が祝砲のように谷間に響く。。


無事帰着 15:36

          【無事帰着】

出発時には無かった軽のワンBOXが隣に。

そう言えば、最後のコンクリート製堰堤脇にMTBが置いて

あったが。。。


雨と汗に汚れた身体は高遠さくらの湯・ツルツル温泉に浸

かり、サッパリ気分で家路に着く。。。   


電子国土によるルート地形図はこちら


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