東洋医学的アトピーの治療と皮膚への視点 | 鍼灸師が創った元祖国産よもぎ蒸し【よもぎ庵】子宮菌活®

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こんばんは。
蒸しりんご店長のりんごです

経絡ストレッチの講座を受けに行ったので
その流れで、

アトピーの東洋医学的な説明を
できるだけ簡単にしてみたいと思います。

ステロイドはダメ!的な理論はわかりやすいですが
じゃあ東洋医学がどう作用するのかというのは
ちょいと曖昧かもしれませんので

マニアックにならないように
全く東洋医学に馴染みがない人にも
わかりやすいようにと
心がけて書いてみますね~。

その前に、東洋医学の大前提が2つあります。
なんでそうなっているの?と思わず
そういう決まり、と思って下さいませ。

大前提1
【体の病変の全ては臓腑(内臓)と関わりがある。】


人は見た目じゃなくて中身よ!
中身も中身、内臓よ!

ということで、内臓美人胃袋な体作りが
鍼灸の目指すところです。

しかし!
残念ながら内臓をみることなんて出来ません。
そんな時、こんな言葉があります。

【皮膚は内臓の鏡】

体の表面に出ている症状から
内臓の状態を診るのですね。

そしてこれぞ、ご存知『ツボ』に
反映されているというわけです。

皮膚上にあるツボが内臓の手がかりとなり
また、各内臓は深く関連する部位が決まっているので
現在でている症状から原因を推察できるのです。

次の大前提2
【内臓は必ずペアを組んでいる】

これはもう決まり。
肺-大腸
心―小腸
脾―胃
肝―胆
腎―膀胱

なぜペアになっているのか、なぜこの組み合わせなのかは
ちゃんと理由はあるのですが、今回は説明を省きますね。
長くややこしくなるので、大前提ということでスルーを。

この前提で、アトピーでよくなされる
王道の説明がどんなものかみてみましょう。

アトピー王道の説明① 肺-大腸
・腸を整えることが、アトピーの治療には重要

もうちょっと丁寧に説明すると

『肺は、皮膚、体毛、毛穴などを司っている』
鍼灸のむか~しの本に、上記のように定義されています。

皮膚とは肺の管理するものの一部。
肺と大腸は深く関連する大前提なので
肺と皮膚と大腸は関係がある、ということです。

だから、大腸の状態が悪いと肺や皮膚にも影響します。

ちょっとややこしいかしら?
ちょっとだけわかり易く説明を加えると

肺と皮膚の関係では
空気が乾燥していると、皮膚もかさつきやすくなりますよね。

あるいは、体で呼吸するのは・・
当然、肺は呼吸を担いますが、皮膚呼吸もある!
よって、皮膚もまた呼吸機能を管理する肺の管理に属します。

肺と大腸の関連では
呼吸つながりで言うと、うんちを出すときはいきむ!うんちくん
ああ、肺と大腸はつながっているね、なんてことも言えますし

便秘などにより、腸内に毒素が滞っていると
ニキビや吹き出物あるいはシミとして肌に現れます。

こんな風に、腸と皮膚の関係を説明されることは多いです。



この肺と大腸、そして皮膚との関連から
腸を整えることが、アトピーの治療には重要と言われます。


そして次ですが。

アトピー王道の説明② 脾胃

・アトピーの人は胃腸が弱い
・アトピーは湿の病


なんてことを言われます。

皮膚疾患ですので、まずは肺と大腸の視点で見られますが
体質改善、という観点からは胃腸を強くしましょう
ということがよく言われるんです。

脾胃の弱さ、つまり消化吸収能力が弱いベースがあり
そうなると水分の代謝が悪くなるので
身体の中に余計な湿がたまってしまいます。

溜まって巡りが滞るので
皮膚への水分がうまく行き渡らず肌の自然な潤いが失われる、
となると、皮膚の熱の発散がうまくいかない。

熱が皮下にこもってしまうため、皮膚が発赤して、かゆくなる
掻くとジュクジュク、というような湿の病と考えます。


アトピー王道の説明③ 肝

・アトピーはストレスにより悪化する
・ストレスを取り除くことが必要


ストレスの影響といえば肝。
肝気が欝滞すると気や血が停滞し、熱を生み出します。
熱が痒みを増幅させます。

眠れないのももちろんストレス。
掻いて、皮膚症状が悪化、さらにかゆくて眠れない
そんなこと全てがまたストレスという悪循環!

このストレス対策を!

―――

とまあ、内臓という観点からは上記のように

肺と大腸から、腸の健康が大事だと言われ
脾胃から消化吸収能力をあげよう、胃腸を元気に!と言われ
肝からストレスはダメです、ストレスなくそう!

ということはよく言われます。

が、実際はそれほど簡単ではないです。

アトピーの症状って様々ですよね。
皮膚の炎症の強弱、乾燥・ジュクジュクの程度、痒みの状況
様々な様相があります。

主に乾燥が強く、掻いてもジュクジュクにはなりにくいタイプか
主に炎症が強く、発赤が全身的に出ていて灼熱感のあるタイプか
主にジュクジュク組織液が出ていて痒み症状も重いタイプか

もっともっといろんなタイプが入り混じっていますが
どんな邪気が体の中で悪さをしているのか
体が今どんな状態なのかを考えないといけません。

ですので、内臓だけでなく
体内の状態、体を構成するもの、体内に入った邪気など
考慮して治療は組み立てるんですよね。

身体は色々交じり合って、全て関連している。

だから最終的に東洋医学の治療は
頭で考えず、シンプルに目の前の体に聞くのが一番なんですが。


けれど一般的に、鍼灸は炎症を抑える
清熱することに即効性があり得意でもあります。

同時に、ベースを変えていく中長期的な治療も行います。
けれどこの部分は漢方の役割も大きく貢献する分野です。

とまあ、アトピー性皮膚炎の東洋医学的な治療を
ざっくり説明しましたが

でもアトピーは東洋医学的側面と、
やっぱり自律神経や免疫といった観点も必要ですし

何より、医術の前に食養生あり。
治療医術の前に、最も原点は食養生です。

体は食べたものから出来ている。

よく治療でも言うのですが
鍼灸で体の滞りを流し、巡らせることは出来ても

無いものを生み出すことは出来ない。
(まあ、一応、気は別としてね)

そこはやっぱり食べることで身体を構成するものを
入れていかないといけない。

だから、何を食するかが大切で
そのためには、

何が身体を作っているのか
何が良くないのか、何が必要なのか

不要なものを入れた後、排出するのどうするのか
良いものを入れてでどのように身体は作られていくのか
そういうことを考えないと

掻き壊した後に新しく丈夫な皮膚は作られないし
いつまでも掻き壊したくなるような
いわば皮膚から排毒せざるをえないような状況が続くわけです。

だから、何を摂取するか大事です。
そこでやっぱり体、細胞を構成するにも
本当に大事な【油】のことを
一緒に学びましょうよ!

あれ、書き続けて最後
油講座の告知になっちゃたYO(笑)

そしてやっぱり長くなっちゃったYO(笑)

東洋医学は奥深いんですよ。
でもその奥深さを持ってしても
足りないと感じるのですよ、アトピーからの完治は。

ではでは!


つづく➡『私の中のアトピー考察の経過』

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