蒸しりんご店長のりんごです。
逆子に関しての記事を書いていますが
今は、逆子が自然に戻る、と言われる一方で
戻らない人もいる。
一体なぜ逆子は治らないのか?
考察しています。
逆子が治らない理由:羊水量
逆子が治らない理由:胎盤今回は逆子が戻らない要因としてへその緒のこと。
胎盤とへその緒はお腹のあかちゃんの命綱。
つまりは、最優先に守らなければならないもの。
ココに何かあっては困りますよね。
胎盤とへその緒の命綱を優先させるために
逆子の位置でいる方がいい
そういうことを察知して
赤ちゃんは逆子になっているのかな
そういう例が、特にへその緒要因で
よくあります。

皆さんは、へその緒が
いったいどれくらいの長さあるのか、知っていますか?
出産経験者も
なかなか自分の産後のへその緒を
そのまんま見た事がある人も少ないと思います。
へその緒の長さの平均値は50~60cmと言われます。
平均値なわけですから
それよりも短い人、長い人がいますね。
定義としては
へその緒が25㎝以下だと過短臍帯
逆に70㎝以上だと過長臍帯となります。
鍼灸治療に通っていて
逆子が戻らなかった妊婦さんには
出産後に、赤ちゃんとともに
会いに来てくださった際に
何か医師に、これが原因かな?と言われましたか?
というようなことをお尋ねするのですが
その際に
『これといった理由は言われませんでしたが
へその緒がちょっと短かかったですね』と言われました。
こういうことを言われた妊婦さんは
これまでの私の臨床経験でも
何人かいらっしゃいます。
逆子が治らなかった要因として
へその緒が短かったケース。
へその緒が短いと
だからといって必ずしも逆子になるわけではありません。
へその緒短い=逆子というわけではない。
ただその場合、考えられることとして
もしへその緒が短かったとして
でも逆子ではなく
産道からの出産となった場合
へその緒が短いから
途中で分娩が停滞する。
でももうすぐそこに赤ちゃんも見えているから
あと少し!頑張って!と
何とか頑張るものの
なかなか進まない
次第に母体も体力衰退
どうかしたら胎児の心音も怪しくなり
帝王切開となる
ということも推察される。
あるいは、
分娩が停滞するならまだしも
短いへその緒で
そのまま分娩が進み
それに合わせてへその緒が引っ張られ
もし、あかちゃんの出産完了より先に
胎盤が剥がれたりしたら!!
それはかなり危険な状況となるわけです。
そういうことがあかちゃんはわかっていて
もしかしたら、へその緒が短い赤ちゃんが
はじめから安全策として
逆子になっていたのかもしれないね
そういう状況が推察されます。
私も、かつて逆子の末
帝王切開になった妊婦さんで
へその緒が短くて25㎝しかなかった
という方もいらっしゃいます。
すべての赤ちゃんが必ずしも
臍帯が短くて逆子になるわけではないけれど
色々養生し、対策しても戻らないあかちゃんの中に
そういう要因があるという一例として
十分考えられることです。
では、今度は逆にへその緒が長すぎる場合
逆子に影響することで
考えられることを次回に書きたいと思います。
つづく
next
『逆子が治らない理由:臍帯巻絡』
参考文献荒木勤:最新産科学 異常編 改訂 21版、文光堂、2008