『算命学レベルアップクラス【21】南林間カルチャーセンター』

南林間の算命学レベルアップクラス✨

今年最後のレッスンは、生徒さまが実際に受けたご相談で、お題は「息子さんの結婚について」でした。

占いのお勉強をしている人は星の数ほどいらっしゃいますが、（なんてったって日本は、占い天国だからね

）問題は、人様から「占って〜

」と言われるかどうかです

これが意外と「占い師になりたいです

」と、ヤル気満々の人よりも「自分のことが知りたくて勉強しています」って、謙虚な人のほうがプロになっていかれます。

きっと、✨稼ぐ目的でお勉強していますオーラ✨が出ていないからお友達も安心するのかもしれませんね。。

今回のご相談内容が、これまたタイムリーでしたのでチラッとご紹介いたします✨

相談者はお母様で、『長男が「今、付き合っている彼女と結婚になかなか踏み切れない」「理由は、好きだけど、一緒にいると疲れる」と言っているけれど、この子は、今の彼女と結婚した方が良いのか❓ それとも別の女性の方が良いのか❓ 』占って欲しいとの事。

お母さま（５９歳）：子丑天冲殺

長男（２９歳）：申酉天冲殺・生月冲殺

算命学を知らなければ、ほとんどの女性は、この息子さんの事を無責任とか彼女が可愛そうって思うかもしれませんが、息子さんの感覚はとても正しくて、内心ホッとしました

まず、長男君が彼女と居て疲れる原因は、彼女と自分が【天剋地冲】だから。

【天剋地冲】は、干支番号の６番違いで、１つの干支に２つづつあります。

例えば。。干支番号３０番【癸巳】なら３６番【己亥】と２４番【丁亥】になります。６０を超えたらまた１に戻ります。干支番号６０番【癸亥】なら５４番【丁巳】と６番【己巳】という具合です。

干支をご覧いただくとお分かりのように【天剋地冲】は、天干が相剋で、地支が対冲になります。

天干は考え方、地支は行動を表すので、【天剋地冲】の相手とは、考え方も行動も正反対の相性になります。

こういう相性は、研究開発などの場合は、「なるほどぉ〜そういう考え方もあるのかぁ〜

」と、自分に無いアイデアが出てくるので吉となる事もありますが、結婚相手となると話しは別です。

毎日、日常生活でいちいち自分と違えば、それは〜それは〜疲れますよね。。

でも、これが遠距離恋愛など、たまに逢う関係なら刺激的で燃え上がること間違いなしです

次に、結婚に踏み切れない心理ですが、これは【生月冲殺】だからです。

月柱に自分の天冲殺がきているのを【生月冲殺】と言いますが、月柱の意味は、自分の立地、途中経過、自信で、そこが虚になっている状態です。

↑↑

これが悪い訳でもなんでもなく、個性と捉えてください。

途中経過が虚という事は、毎日コツコツ積みあげていく事を美徳と思わず、それよりも一気にドカーンと進みたいタイプになります。

なので、毎日同じ事の繰り返しの結婚というスタイルがつまらなく感じてしまいまうんですね。。で、「この人じゃない」って思って〜離婚して〜別の方と再婚するのですが〜また「この人じゃない」と思って〜離婚、再婚を繰り返すパターンが多いです。

皆さんが知っているところでは、松田聖子さん、大竹しのぶさん、藤あや子さんが【生月冲殺】です。

芸能界は、普通の会社員のように９時〜５時、毎日同じような事をこなすお仕事とは違って、毎回、違う台本を覚えたり、次々と新曲を歌わなければなりません。どちらが良い悪いではなく、【宿命冲殺】を持っていないかたは、安定した昼間のお仕事に向いていて、【宿命冲殺】を持っているかたは、芸能界、芸術の世界、人を憩わせるお仕事、形の無い世界（虚業）が向いています。

で、長男君はというと。。

お母様の希望通り、一般の企業に就職して、一度、転職されているそうです。どのような業界かは詳しくわかりませんが、一般企業が合わないというのは、とても正しい感覚です✨

【宿命冲殺】のかたは、現実にぶつかるように設定されていますので、なんだかんだ言っても形の無い世界に来ざるおえないので、そういう世界で生きていけるように、出来るだけ早く手に職をつけるか、自分の元に来てくれるお客さま（ファン）を増やす事をお勧めいたします