後編です。
RYAN RIPKEN
突然の毛色の違うこのオートは、ダビド・ビダルのリデンプションカードの替わりとして戻ってきたもの。
殿堂入り選手、2,632試合連続出場の記録を持つカル・リプケンの息子です。
メジャーでは親同様に活躍する2世、3世選手も多いですが、彼はここまで最高でAAA級まで。既に28歳になっています。
JOEY GALLO/LEWIS BRINSON DUAL AUTOGRAPHS(/99)
デュアルオート。
2012年のドラフトにおける、レンジャーズの1巡目指名コンビ。ルイス・ブリンソンは全体29位、ジョーイ・ギャロは全体39位です。
FAで選手を失った場合の補償システムが今と異なるため、”GMが上手くやれば”大量の1巡目指名を獲得できた時代でした。
ブルージェイズなど、この年は1巡目に5人指名しています。
KEVIN GAUSMAN/MAX FRIED/ANDREW HEANEY BOX LOADER AUTOGRAPHS
さらに、トリプルオート。これは1箱だけ買ったUS版の商品に入っていたボックストッパーです。
上から順に全体4位、全体7位、全体9位で指名された投手たち。全員、現在もメジャーで投げており、特に一番上のケビン・ゴーズマンは今年はジャイアンツで14勝5敗と大活躍中。
MAX FRIED BOWMAN BLACK(/25)
艶消しされている黒の面に銀色のインクが映えるBOWMAN BLACK。
いつの間にか封入されなくなりましたが、当時はBOWMANの広告にもよく採用されており、1枚は手に入れたいと思っていたカードです。
マックス・フリードは2019年、リーグ2位の17勝。2020年、短縮シーズンとはいえ7勝で負けなし。2021年もここまで2桁勝利を挙げています。
HISASHI IWAKUMA JAPANESE PLAYER AUTOGRAPH(/100)
このカード、以前にも一度紹介したことがあります。出所はこの商品でした。
JAPANESE EDITION限定のオートで、岩隈投手と和田投手の二人だけがラインナップされています。それぞれ100枚限定で、6~7箱に1枚封入されている計算。
この商品ならではのオートを引けて満足。
YU DARVISH REFRACTOR DIE-CUT(/10)
こちらのダイカットも、JAPANESE EDITIONにのみ入っているインサートです。
10枚限定×5種、全体では156パックに1枚のオッズになっています。これ、実はダルビッシュのオートよりもこのカードの方が出現率が低いということなのです。
そういう意味では、この商品の目玉とも言えるカード。手に入れることができて良かったです。
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この商品をこれだけ開けたのは、ダルビッシュのオートを手に入れたいという動機があったため。
2012年は彼のメジャー移籍の年であり、そもそもトレカ開封を始めたのも彼の存在が大きかったです。JAPANESE EDITIONならば16箱に1枚封入されていると言うことで、チャレンジしてみました。
結局、この商品では手に入れられませんでしたけどね。
1箱でも山のようにオートが手に入りますが、そのシンプルな構成から、箱を重ねるごとに無感動な開封になりました。手に入りすぎるというのも考えものです。
BOWMANの価格が上がっている現在の視点からすると、18枚オートが入って25,000円前後なら激安と言っていいでしょうね。