MLBのドラフト会議が7月12日(以下、すべて日付は日本時間)から3日間に渡って行われました。
今回は毎年恒例のドラフト特集です。指名を受けた選手のうち、過去にオートを引いたことのある選手を紹介していきます。
アメリカではプロ入り前の選手のオートをウリにした商品があるので、こういうことが出来るようになっています。
TANNER ALLEN 2020 PANINI STARS & STRIPES
4巡目、全体118位でマーリンズに指名された一塁手。
昨年もドラフト候補とされていたものの、手のひらの骨折とコロナウイルスの蔓延によるプレー機会の減少により指名を得ることが出来ませんでした。
しかし大学選抜では指折りの打者と評価されており、昨年も指名を検討していたというマーリンズが1年越しで獲得。
ANDREW ABBOTT 2019 PANINI PRIZM DRAFT PICKS
2巡目、全体53位でレッズに指名された投手。
ヴァージニア大、大学選抜ともに主に救援として活躍しましたが、本人は先発を希望。
投手としての能力は全体2位指名のジャック・ライター、10位指名のクマー・ロッカーに次ぐとの評価も。
WILL BEDNAR 2018 LEAF PERFECT GAME SHOWCASE
1巡目、全体14位でジャイアンツに指名された、ミシシッピ州立大の投手。
大学生が指名される場合、たいてい日本で言うところの3年生である場合が多いのですが、彼は2年生での指名でした。
パイレーツの救援投手として活躍しているデビッド・ベドナーは兄。
BRADY HOUSE 2020 PANINI STARS & STRIPES
1巡目、全体11位でナショナルズに指名された遊撃手。
ドラフト前には高校生の野手としては最も名前が売れていた選手とのこと。パワーが最大の売りですが、身体能力にも優れており、守備力も成長が期待されています。
JACK LEITER 2018 LEAF PERFECT GAME SHOWCASE
ジャック・ライターは1巡目、全体2位でレンジャーズに指名された投手。
名門ヴァンダービルト大の出身で、今年のドラフトでは最高額となる792万ドルで契約しました。
父もメジャーリーガーで、通算162勝を挙げたアル・ライター。
SHOWCASEも買っておくもんだなあと思いました。
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昨年はコロナウイルスの影響で5巡目までしか指名されませんでしたが、今年は20巡目まで行われました。
さらに、今年は同じタイミングでオールスターウィークが開催。
7月12日は1巡目指名に加えフューチャーズゲーム。13日は2~10巡目指名とホームランダービー。14日は11~20巡目指名とオールスターゲームという、MLBファンには盆と正月が一緒に来たような3日間でした。
そして・・・私はこの日に合わせて3連休を取りました
来年以降もこういうフォーマットで行くという話を聞いた気もしますが、今後チャンスがあるか分からなかったので。
たっぷりとMLBを満喫させていただきました。