さすらいさんちの話 1/18 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

昨日は朝から具合が悪い。

近くのスーパーでは売っていない、カミサンが好んで飲んでいる柚子湯(柚子のマーマレード)が無くなり、バスで駅まで出て買い物のつもりだったが、何かめまいも感じて、しばらく横になる。

 

それでも買い物はあるので、近くのスーパーへ。

食事制限があるから、タマゴ、ヨーグルト、ヤクルト、バナナ、豆腐、お粥と言ったものを複数買い、柚子ではないが大びんのマーマレードも。

遅くなったカミサンの食事は、お粥ではなく炊き立てのご飯に、梅干、昆布の佃煮、たらこ、イチゴ、ヨーグルト、ヤクルトなど。

 

しばらくして、呼ばれて行くと熱が38.5℃あるので、アイスノンに冷えピタ。脇の下に保冷剤で冷やし、解熱剤のカロナール。

さすらい自身の食欲がなく、イチゴにヨーグルトにコーヒー。

 

 

そんな中、息子から連絡が入ったと聞かされる。

近くに住むお嫁ちゃんが破水して、既にタクシーで病院へ向かったという。

なにも出来ないからウロウロ状態だが、息子が仕事を切り上げて帰って来れるという。

 

カミサンと私はお互い自分の部屋で寝ているだけ。どうも力が入らず、そして便秘気味で腹具合も良くない。新たに使い始めた処方されて薬のせいかも知れない。

 

夕方病院から、いま分娩室にお嫁ちゃんが入ったという連絡があり、それから1時間ほどして、元気に生まれたという連絡が入る。まだカミサンの熱は下がらないが、それでも息子に赤ちゃんが生まれた事で嬉しそうだ。

 

我が家の二人目の孫が生まれた。

5月に妊娠が判り、サプライズで結婚するとの報告を受け、結婚などしないと思っていた息子の報告に家族全員驚いた。9月に入籍して、我が家のすぐ近くに越して来た。予定日は1月中旬。

待ち遠しかったが、カミサンも孫に会える事で頑張っていた。

 

ところが11月に入り、早産の危険性があり急遽入院。生まれるまでは帰れないと、12月に入るが、今度は年末年始、入院した病院の保育器が足りない可能性があり転院する事になる。

何とか予定日に近づくまでは頑張って欲しいと、カミサンと二人で願う。

 

新しい年を迎え、元旦に退院する事になる。

家族全員集まって新年を迎える事が出来た。退院した後は元気で家で過ごすお嫁ちゃん。

今年、大学の卒業を控え、単位や卒論の事があり、家で頑張ったお嫁ちゃんは、何んとか提出日までに書き終えて提出。身ごもの身体で良く頑張った。ケラケラと笑って明るいお嫁ちゃん。

 

そして今日無事出産。

女の子だとは判っていたが、写真を見て確認するカミサン(笑)

息子は出産に立ち会い、生まれたばかりの赤ん坊を抱いて、二人ともニコニコ顔。

 

娘も息子も、これで子供が出来て、我々夫婦にも孫が二人になった。

嬉しい日ではあるが、カミサンも私も体調不良で、いまひとつ盛り上がりに欠けてしまっている。(笑)