モネがアイディアを出した学童机の製作に入った。
立派な机が出来たと喜んだが、頑丈過ぎて重くて仕方ない。子供では運べないような机だ。
そして天板だけを作って、既成の金属の机の台に乗せる事を思いつき、これが大成功。ところが発注数が多くてどうにもならない。納期までには間に合いそうもないのだ。
菅波先生の天気の勉強は引き続き行われている。
モネは言われたように絵本を見る事から始めたら、中学の理科の本を持って来てくれた菅波先生。
随分とモネに優しいではないか。(笑)
若い二人の余り噛み合わないような話も、何となくホンワカした雰囲気になって来た。
このドラマのもう一つの特徴は、自然風景が多い事もあるが、何しろ照明が明るい。
色調のトーンがハイになっていて、ドラマ自体を明るくしている。
昔の映画五社の映画を思い出して頂きたい。
東宝の映画と言うのは、常にハイトーンの作品が多くて、作品自体も明るく感じたものだ。
大映や松竹は落ち着いたトーンの色調だった。東映は更に陰影を強調するような照明を使っていた。
日活映画は、常にフラットだったような気がする。
各社ともに色彩のレベルを揃えて、会社のイメージを作って来たとさすらいは思っている。