台湾は台風の通り道で、毎回被害も大きかったりしてして、屋外に出ていると看板が飛んできたり街路樹が倒れたりで身の危険を感じるほどです。
それで、台湾には台風の規模と予測される風雨の度合いによって各地方(県、市)の政府が個別に台風休暇を宣告します。
現在、台風8号がやってくるという事で、その予測される影響によって各県市から対応が発表されています。
北部を通るという事で、北の方は台風休暇が宣告されつつあります。
中南部は通常通りの登校、出勤と発表されています。
私の住んでいる北部の市では先程台風休暇が宣布されました。
少なくとも今夜半から明日の午前中は動きが取れないでしょう。
日本にはこの様な制度はないので、最初のうちは不思議に思ったものです。
日本だと、台風の時になるとやけに張り切って頑張って出勤するなんて人達が目についたものです。
台湾の台風休暇は、良いことばかりもなくて、就業時間が短くなることによる経済的な損失も見逃せなかったり、中小規模の商店などでは従業員の給与の問題もあったりするようです。
良いことばかりは有りませんが、日本の一般人(学生、サラリーマン)から見たら羨ましい制度ではありますね。
台湾の台風は本当に強烈で、下の写真は2015/8の台風で飛んできた看板が直撃して傾いたポストです。「萌えポスト」と親しまれて曲がったまま使われていますが、ポストが曲がるくらいですから、自分が看板の直撃を受けたら、と思うとゾッとしますね。
