クラシックMINIの足回り修理(第四話) | TOOLBOXの作業部屋

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2019年9月3日

車種:ローバーミニクーパ

型式:EーXN12A

年式:平成9年式

作業依頼内容:足回り修理

 

前回の続きです。

 

 

前回の作業までで異音が止まりきらなかったMINI。

正直、これ以上は怪しい箇所が見つかっていません。

 

ココからは本格的なトラブルシュートを行うしかなさそうです😥

 

通常、車の修理をする際に軽い診断を行うのですが、この診断は

 

病院で言う初診や問診の様なモノです

 

修理を行うにあたり、必ず付きまとう問題は「修理代」です。

具体的に今回の事例で言うと、

・サスペンションメンバを取り外してクラックの存在や腐食の確認。

・エンジンを降ろしてボディ側のクラックや歪みの確認。

など「点検」を行うためだけに相当な費用がかかる事が予想できる様になってしまうんです。

 

もちろんそういった整備も必要となればとことん行うのですが、

 

費用対効果が合わないとお客さんが迷惑してしまいますからね😖

 

極力、メリットを得られる事に費用を掛けていただきたいと思っていますので、消耗部品の交換や可能性の高い箇所・安価で交換できる箇所を「交換or修理」を行って、なるべく「点検」に費用を掛けない様に修理する事が多いです。

 

ケースによっては症状が改善していなくても「とりあえず経過観察」をお願いして、

・症状が酷くなる

・発生頻度が多くなる

など「症状に変化がある」事に注意いただいて必要に応じて再入庫をお願いするケースもあります。(今回はこのケースでした)

 

しかし後日、

 

「ステアリングギアボックスから異音が出るケースがある」

 

と言う情報をお客さんから報告がありました!

 

こういった情報は非常に助かります☺️

 

ただし散々この辺りも点検していましたので、

 

「ガタは無かったんだよなぁ〜😓」

 

と思っていた所、

 

上下方向にガタが出る事がある

 

といった情報も入手!

 

上下方向!?😳

 

通常ステアリングギアボックスは左右方向に入力を受けますので、左右方向にガタの点検を行う習慣があります。

上下方向にガタが出てくる様な入力が入るとは到底思えず、今まで点検した事がありませんでしたが、現車で点検してみると…


 

ビックリするくらいガタが出てました😅

 

どうなっているかをしっかり確認する為に一旦タイロッドを取り外し、

 

ステアリングギアボックスをよく観察してみます。

 

ステアリングを回し、ラックを引っ込めるとこんな感じ。

 

何かブツブツのモノがこぼれてきています😅

 

何やら樹脂製のブッシュ(?)の様なものの破片が沢山出てきます😨

 

奥の方からちぎれかかったブッシュが出てきました😳

 

どうやらココのガタはこのブッシュの劣化が原因だった様です😖

 

コレはステアリングギアボックス交換するしか無さそうだなぁ〜。

と思っていましたが

 

なんと!新品のブッシュが手に入りました😆

 

20年前に製造が終わったクルマなのに、大抵の部品は手に入ってしまうクラシックミニ!

こういうところは本当に凄いクルマですね😄

 

取り付けは結構大変💧

突起部がどうにも邪魔…

それでも道具を駆使してなんとか元通り組みてけます!

 

突起部が溝にハマるまで押し込めればブッシュ交換完了😁

 

ばっちりガタも無くなりました👍

 

タイロッドもついでに新品に交換します。

 

ラックブーツのバンドはタイラップ?

まぁ余程問題は無いんですけどね😅

 

回り止めしながらタイロッドエンドを取り付け、

 

タイロッドの交換も完了です👍

 

フロントトーの調整を行い作業完了です!

 

試運転を行うと…異音も収まっていました😊

 

コレで作業完了です!

 

比較的詳しい車種だと思っていたクラシックミニ。

 

まだまだ知らないことも多いと実感😅

 

お客さんの情報が無ければ気付けなかった不具合でした。

 

「25年も整備に従事している」

 

というのは豊富な知識や経験があり、経験の浅い整備士より的確に修理ができると思い込みがちですが、

 

逆に先入観も強くなる

 

というデメリットもあるものです。

今回はまさにその事例に当てはまる作業だったと思います😖

 

冷静に考えれば思いつきそうな事が気付けなかったり、「実はオモステの修理って初めて」という事実にも今更ながら気付けました😅

でも、こういった経験を繰り返しながら成長できるものだとも思っていますので、

 

今回の経験を基にもっと良い整備ができる様に精進します😆

 

そして今回の作業、お客さんの協力が非常に助けになりました。

 

クルマの修理はお客さんと一緒に行っている

 

という事を強く感じられる事例でした。

もし今回の様に情報提供や作業時間などに理解が無い方だったとしたら、もっと高額な修理になっていたでしょうし時間も途方もなくかかっていたと思います。

 

ご協力ありがとうございました!☺️

 

 

 

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