DP三種混合:破傷風 | 予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

邦題「予防接種の本当の意味ー大切な人を守るために」
この本で使用している参考資料は、政府機関、主流の医学誌といった
「ワクチン接種を薦めている側」の資料なので、「ワクチン反対派」が感情的にいった不確定な情報なのでは、という心配がありません。

破傷風の消えない謎

この病気は一般に、クロストリディアム テナーニという空気を嫌がる微生物が引き起こすと言われています。刺し傷には空気が触れないので、こうし た嫌気性生物にはもってこいの環境です。中毒者は、かかりやすい病気です。この病気でもまた、ばい菌は免疫機能が最も弱っている人々-薬物中毒者や不衛生 な環境に住んでいる人々を好んで狙います。(Merck Manual .1176)[280]

マークはこの病気にかかった人の死亡率を50%としていますが、この数字がどこからきたのかは、誰にも謎のままです。しかし、破傷風で死んでいく のは、楽なものではないことは確かです。あごや背中、横隔膜の筋肉が容赦なく痙攣を起こし続け、数日後に患者をしに至らしめます。

再度、表2を参照すると、破傷風のワクチンが出回る以前に、この病気もまた、殆ど消滅していたことが分かるでしょう。破傷風ワクチンは、1940 年代から集団接種に取り入れられてきました。1950年以降には、子供が18ヶ月になる前に、4回の3種混合接種を受けるようになりました。その後には、 釘を踏んだり小さな傷が出来たらいつでも、お決まりの破傷風ブースター(活性用の注射)を受けることになります。しかし、これはまったく訳が分かりません - クロストリディアム菌を含んでいる可能性がほとんどゼロの傷を負った人が、確実にクロストリディアム菌か、その副産物を含んでいる注射をすることで、 病気を克服するなんて、まったく矛盾した考えではないですか?考えてみたことはありますか?

ワクチンが怪我をする前の時点で免疫機能を与えてくれる、と主張することはさておき、実際に感染した後にそのワクチンの注射をして免疫機能を付け る、などという考えは基本の免疫科学の理に完全に反しています。これは、全く迷信じみた行為です。製薬社のほうでさえ、ワクチンに「病気を治す効果があ る」なんて主張をしたことは1度もありません。ワクチンは、病気を予防するものだったはずですよね?それでこその予防接種、なはずなのに一体どうしたので しょうか?

さらに破傷風ブースターについても、メンデルソンは40年ごとよりも短い期間で接種する必要はないのではないか、と疑問を唱えています。(How To, p195)[246]

1995年に書かれた、Dr.アレック バートンによる素晴らしい記事がありますが、[339]ここでバートンは情報源とした参考資料をすべて掲 示した上で、破傷風にまつわる謎の裏事情を、1つ1つ解明しています:

破傷風の菌は、周りにうようよいるものであり、健康な人の口の中にも、消化管や皮膚下にも、服にも、ほこりにも混じっているものです。それでも、 破傷風に感染することは、滅多にありません。戦争で負傷した傷の20%に、その菌が確認されましたが、破傷風の感染はしていませんでしたし、逆に、実際に 破傷風に感染した事例の50%では、菌そのものが体内に見られなかった、とのことです。クロストリディアム菌は、自然な状況においては無害な存在であるこ とが、これでわかりました。そして、破傷風のワクチンが破傷風を予防するという証拠になるような結果は、現在にも過去にも一切無いのです。その上、このワ クチンはひどい副作用をもたらし、時には死者までだすこと(!)が分かっています。[349]

さらに最近は、Hyper-Tetなどの新種の破傷風ワクチンによって、危険がさらに強まっています。このワクチンは、クロストリディアム菌を接 種した人の精子から作られています-菌を再活性化する方法、より「強力な」ワクチンを摘出するために人体や動物の体内を通して強める、という、危険で全く 非科学的なジェナー方式のやり方です。([251] PDR 2007 p3248)

決め手となるのが、クロストリディアム菌に感染した後に破傷風ワクチンを体に足してみることで、破傷風が発生することを防げると証明できる正当な 科学など、どこにも存在しないという事実です。考えても見てください-もうすでにあなたの体内で感染のプロセスが始まっているところに、その病原菌や、病 原菌から作られた菌を血液に注射して増やしてみて、何の助けになるでしょうか?これはSFまがいの、でたらめとしか言えません。こんなでたらめをしたり顔 で言えるのは、実際にこのワクチン接種を実地しているクリニックのお医者さん達だけでしょう。営業のために、こんなでたらめまで使ってしまうのです。

こうしてみると、効果がはっきりしないワクチンを子供達にやたら打ってしまうよりは、明確な証拠が十分にあり、必要性が確信された時にのみ血液に 手を加えるだけに限った方が懸命な行いのように感じられます。特に、この空気感染性の伝染病の典型的な感染ルートである、突き刺し傷、という方法で行なわ れるワクチン接種に関しては、なおさらのことです!

「この微生物はワクチンに含まれていなくても、どの傷でも機会を見つけて侵入してくるものである。ゆえに、ワクチン接種の後に破傷風に感染する危 険性は、大いに懸念される。」(S.Thomas)[353]

考えてもみてください。野外で汚いさび付いた、野生動物の痕跡によってクロストリディアム菌がはびこっていそうな釘を刺して傷を負った後に、破傷 風の注射をするという従来の考えが、どこをどうやって、家の中でごく清潔なかすり傷程度の傷のために破傷風注射が必要だなどという考えに取って代わってし まったのでしょうか?

掛かりつけの医者に、最後に破傷風の患者を診断したのはいつだったか、しかも、家で起きた刺し傷から感染した患者が本当にいたか、聞いてみると良 いでしょう。すると、その医者が本当はどれだけ破傷風について知っている(知らない)かが、お分かりになるでしょう。