◆筍ご飯◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
思いの丈を書き綴った強面親父の言いたい放題!

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正月のお節料理に始まって、三月三日の雛祭りには散らし寿司、その後筍が出回ると必ず筍ご飯を作る。その筍ご飯を、数日前に作った・・・・。

 

 

 

 

筍ご飯を作る目安は、庭の木の芽が丁度いい大きさになった時。洗濯物を干す時、山椒の芽の出具合を確認してから、筍を買いに行った。

 

 

 

この時期の筍は九州産なので小振り、それを朝茹でてから一日の仕事を始める。茹で上がりをそのまま半日置いておくと、夕方それを使って調理ができる。

 

 

 

大きな筍だと筍ご飯と若竹煮・姫皮のお吸い物が作れるのだが、今回は小振りなので筍ご飯とお吸い物だけ。

 

 

日々のオマンマは二割五分、もち麦を入れるが、炊き込みご飯の時は白米だけ。

研いだ米に筍・油揚げ・出汁昆布を入れ、水の他に酒と下地を加えて炊く。

 

 

 

炊き立てを仏様に供えてから、筍ご飯と姫皮のお吸い物に、主菜・副菜・香子で晩飯。

姫皮が多いときは三つ葉に手毬麩を加えるが、この日は小松菜だけ。

 

手毬麩の残りが有ったので使うつもりだったが、いざ使おうと思うと見つからなんだ・・・・。

 

 

木の芽を摘んで三日目の今日、御覧の様に新芽が出ていた。これから千葉産の大きな筍が出回る、その時は筍ご飯と若竹煮を作る・・・・。

 

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