正月のお節料理に始まって、三月三日の雛祭りには散らし寿司、その後筍が出回ると必ず筍ご飯を作る。その筍ご飯を、数日前に作った・・・・。
筍ご飯を作る目安は、庭の木の芽が丁度いい大きさになった時。洗濯物を干す時、山椒の芽の出具合を確認してから、筍を買いに行った。
この時期の筍は九州産なので小振り、それを朝茹でてから一日の仕事を始める。茹で上がりをそのまま半日置いておくと、夕方それを使って調理ができる。
大きな筍だと筍ご飯と若竹煮・姫皮のお吸い物が作れるのだが、今回は小振りなので筍ご飯とお吸い物だけ。
日々のオマンマは二割五分、もち麦を入れるが、炊き込みご飯の時は白米だけ。
研いだ米に筍・油揚げ・出汁昆布を入れ、水の他に酒と下地を加えて炊く。
炊き立てを仏様に供えてから、筍ご飯と姫皮のお吸い物に、主菜・副菜・香子で晩飯。
姫皮が多いときは三つ葉に手毬麩を加えるが、この日は小松菜だけ。
手毬麩の残りが有ったので使うつもりだったが、いざ使おうと思うと見つからなんだ・・・・。
木の芽を摘んで三日目の今日、御覧の様に新芽が出ていた。これから千葉産の大きな筍が出回る、その時は筍ご飯と若竹煮を作る・・・・。
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