ネットフリックスにて鑑賞。

 

 

原作漫画は立ち読み程度。

漫画の印象は特にって感じでしたが、ちひろ役を有村架純が演じるので興味はあったのですが、いかんせん上映時間が長いので劇場で観るのは見送りました。

で、ネットフリックスで観たわけですが、観た感じ、それほど長い印象はありませんでした。かといって特別面白かった風でもありません。

まず、作者が男性なので元風俗嬢でいまはお弁当屋さんで働くちひろは完全に男性側のファンタジーな女性像でしかありません。

男性陣は勿論ちひろを意識しますが、女子高生のオカジがまるでストーカーのごとくちひろを追いかけまわしのは、同じ女性としてちょっと理解出来ないです。

いつまでたっても女性に母性を求める男性が観るには良いのかもしれません。

ですが、主演の有村架純をはじめ、どの出演者も芝居が素晴らしいので安っぽい映画になっていないので、演者の芝居を観るにはとても良い映画になっていました。

特に佐久間由衣のシングルマザーの演技はまさに演技派といった風格です。

単調な脚本でも、演者の芝居によって印象は異なるという見本のような映画でした。