月刊PLAYBOY 1989-11 矢沢永吉 vol.10 大人的におとしまえをつけよう | 矢沢永吉激論ブログ

矢沢永吉激論ブログ

全国矢沢永吉激論学會集団。

PB ファミリーと信じていただけに、ショックが大きかった?


矢沢 そうね。人間だれしも、ビジネスのうえでだまされた、だましたとか、してやられたとかいうのは往々にしてある話だよ。


ただビジネスのうえだけではめられるんなら、オレが勉強不足だったで終わっちゃうと思う。ところが、そうじゃない。えげつないはめ方ってあるんだ。


オレはマジで信頼していたわけですよ。ところが、信頼すればするほど、底が見えない悲しい電波がきた。で、その手紙を読んだとき、悔しかった。


悲しかったさ。でも、ウァーッとした後にオレ、グーッと我慢した。思いっきり我慢したね。そこがそれまでの矢沢と違っていたとこだよ。


PB それまで苦しんできたなかで、確実に自己革命が進んでいたということでしょう。どうしようと思ったんです、そのとき。


矢沢 大人のうえでそいつを切ってやろうと思った。大人的におとしまえをつけようって。