新星堂 DROPS 矢沢永吉インタビュー 1  | 矢沢永吉激論ブログ

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ロックの日にKING OF ROCK=矢沢永吉の
ニューアルバムが最高のグルーヴで登場!!

「ROCK'N'ROLL IN TOKYO DOME』(2009年12月09日)が、
オリコンDVDミュージック部門で最年長首位記録更新、
60代での首位獲得は男女・洋楽邦楽含め史上初の快挙!
このことひとつとっても、矢沢永吉というアーティストの凄さが分る。

これまで作り出してきた楽曲総数は約300曲を越え、
ライブ総数は約1500本、総勣員数約550万人を越える。
69(ロックの日!)にリリースされる31枚目のオリジナルアルバム
『TWIST』は、もう、涙モノのR&Rアルバム。

グルーヴ感はハンパじゃない。
とにかく、アルバムのことを聞きたいと、インタビューをさせて頂いた!
その時のほぼリアルな「矢沢永吉」の言葉をお伝えする。


●(インタビュー当日に上がったばかりのミックスダウンの音を聴きながら)
ミックスダウン、ここまでくるのに何回もやり直してる。
これでマスタリングはOKかな。

昨日までに聴かせてもらっている音と全然違いますね!

●明らかに違いますよね。
ちょこちょこイジって、出るところと出ないところ、
はっきり言うところと思いで伝えるところを分けてます。
基本的な作業の目的と言う事になると、キャッチーかどうかに尽きますね。

……昨年の「ROCK'N'ROLL」の時にもお話を伺いましたが、
反響も大きく、皆さんに大変喜んでいただけました。
ありがとうございました。


こんなことを言うと矢沢さん、

なに言ってるのと怒られるかも知れませんが、
33枚目のニューアルバムは、キャロル時代の切れ切れの感じが戻ってる?


●良かったでしょ!?

カッコ良い、カッコ良い!!

●カッコ良いでしょ!?

去年はストレート勝負のラインを出しますよと言って
「ROCK'N'ROLL」を出して、今回も同じテイスト。
テイストは変えすに、一つ、

より一層加えたいなと思ったのは、バンド感。

バンド感というか揺れ感。
ちょっとしたザラザラ感みたいなものを加えようと思ったのが、

今回のコンセプトですね。

ああ、よく分ります。

●基本に流れているものは、
去年出した「ROCK'N'ROLL」と変わらない直球ストライクゾ一ンですが、
リスナーがどの辺りで聴いているのかを考えて、
出来るだけ分りやすくスパッと持っていってもらうために、
ひとつ加えたのがバンド感ということです。

ガサガサとザラついた感じを加えて「moreバンド感」を出して。
だから若いR&Rバンドキッズが聴いたら、
コピーしたくなっちやうような、そういうサウンドですよ。


ライブハウスでバリバリのライブを聞いている感じです。

●いやあ、嬉しいですね。
そこを狙ってますから。
正直言って去年の「ROCK'N'ROLL」は売れました。
本当に売れました。

売れて、若い人たちが相当こっちに向いているんですよ、
矢沢を向いている。
だからこのアルバムはそれも踏まえましてね、

それなら間髪をいれすに第2弾だろう、
第2弾を作らなければならないと思いました。
ここでドカンと一発もって行っちやおうと思いましたね。

それをやるには何が必要か?
サウンドは「ROCK'N'ROLL」の延長であって良い、
あと何か必要かといえば、
分りやすくザラッとした感じを加えたら
文句ないだろうなと思いましたね。

「TWIST」というタイトルもストレートですね。

●揺れるTWIST!!揺れる揺さぶるTWIST。
今の時代背景から言っても、
揺れるような揺さぶりをかけるようなことを言ったり喋ったり、
サウンドにして聴かせたりというのは必要かもしれないですね。

9曲目の「見つめ合うだけで…」は、まさにTWISTサウンドでした。

●♪I NEED YOU~、っていうやつね!
良いじやないですか!



・・・続く



矢沢永吉