臨床心理士などが行う心理カウンセリングについて、もう少し書いてみます。

前回に傾聴型カウンセリングということを書きましたが、「とことん傾聴する」というのは、訓練を受けたプロでなければ耐えられないと思います。

普通の素人さん（友人・知人、家族など）に愚痴を言ったり相談したりすると、適当なところでさえぎって話を止められます。

でもそれはそれで正しいです。

※素人がカウンセリングの真似事をするのは大変危険なのでやめたほうがいいです。特に、深い困難を抱えている人に対しては。

しかし、プロのカウンセラーの聴き方はそれとは違う方法なので、途中で止めません。

（ただし、止める必要があると判断した時には止めます。また、60分なら60分の終了時間が来れば止めます。次回に持ち越し）

プロのカウンセラーは、クライエント（来談者）が毎回同じようなことを言って変われない時も、待ってくれます。

他のカウンセラーがどうかは分かりませんが、少なくとも「臨床心理士」であればそういうやり方です。

受けているこちらも「進展しないで悪いな～」「同じところをぐるぐるしているよなぁ」と思ったりするんですが、時間がかかるのはしょうがないし、それで良いのです。

カウンセラーは訓練を受けたプロフェッショナルで、クライエント（来談者）は予約してお金を払い、そのための時間をきちんと確保するのですから、罪悪感を感じる必要はありません。

罪悪感を持ったり遠慮するよりは、「予約して時間にきちんと行くこと」のほうがずっと大事です。

そして、急ぐ必要はありませんが、自分でも「良い方向に向かいたい」と心のどこかでは思っていること。

　遠慮は不要！という話を次に続けます。

ニューヨークのエンパイアステートビル？

ではなくて、東京の代々木にあるドコモタワーです。

新宿界隈からも見えます・・・・・・が、うつ状態の時にJR新宿駅界隈はきついですよね、人が多くて。

JR代々木駅はもっと小さい駅で、平日は知りませんが、土日はそんなに混雑しなそうな感じ。市ヶ谷からも見えます。

続・カウンセリングとは