メンタルヘルスにおけるスピリチュアルなものの使い方について考えてみます。
うつ状態のある人ということだと、症状によっては合わない方法もあると思いますし、心理的に不安定な人を扱える技術や経験があるかはヒーラー(ヒーリングを行う人)、セラピストさんによります。
主治医に話した上で利用したり、何よりも、予約する時に施術をする人に「通院中です」と告げて、OKだったら利用するのが良いと思います。
健康な人がちょっと困った時に利用するのと、いろいろ不安定になっていたり病的に落ち込んでいる時に利用するのでは、深みが違うと思うのです。
カウンセリングやワークの途中で不安定になってしまい、あなたが心が乱れた時・荒れた時に対処できるセラピストなのか?というのが肝要です。
(内面と向き合ったり、コンプレックスやトラウマに触れるのが刺激になることがあります)
そこまで重い問題がない場合は、気軽に試してみてもいいと思います。
逆に、西洋医学的なアプローチでは不十分だと感じた時に取り入れてみるのも良いと思いますが・・・。
エネルギーワーク、スピリチュアルカウンセリング、各種の個人セッション、グループでのワークショップなどがあります。
エネルギーワークは言葉を使うよりも、手を当てたりして身体に働きかけることが多いので、心を強く刺激する心配は少ないのかな?と思いますが。
でも敏感な人は何か感じるのかも分かりませんが。
クリスタルボウル、ソウル・サウンド・ライアーなどの一種の楽器を鳴らしたり、というのも穏やかだとは思います。
※スピリチュアルカウンセリングと臨床心理士などによる心理カウンセリングの違いは、「視点の違い」です。
どちらも心という目に見えないものを扱いますが、スピリチュアルカウンセリングは霊的な視点を含みます。
心理カウンセリングは心理学をベースに考えます。人間の精神性や霊性を否定するものではありませんが、たましい的な話を求める人には物足りないかも。
タロットカードやオラクルカードを用いたカードリーディングも、間接的に心を見つめる役に立つかもしれません。
良い占いは、必ずしも絵空事や甘ったるい慰めではなくて、ちょっとしたカウンセリング効果もあるものです。
こうしたものを「すがるもの」だと捉えている人もいますが、私はそういう使い方はよろしくないと考えています。
相手を信頼するのは良いですが、相手にあなたの力や主導権のすべてを明け渡してしまってはいけません。
あなたの人生はあなた自身が生きるものであり、あなたが手綱を握っているのです。
優れたヒーラーは、自分の考えを押し付けたりしません。
「私は私が感じること、見えるものをそのまま伝えますが、それでどうするかはあなたの選択ですよ」
「あなたのことを一番分かっているのはあなたですから、自分で判断してくださいね」などと言ってくれます。
こういうのは「裏の意味のある脅し文句」ではなくて、文字通り、本当にそうなんです。
彼ら彼女らはその立場から見えるもの・感じたことを言ってくれますが、神様ではなく人間なので、物事の全部が100パーセント見えるわけではありません。
だから、言われたことはヒントとして受け取って、それを自分なりに活用することです。
良心的なヒーラー、セラピストは、その人がその人らしく生きることを手伝ってくれます。現代のトレンドは組織化せず自由であることだと思うし。
言われた通りにしないと悪いことが起きるとか、脅すような所には、行くのをやめたほうが良いです。
1つ前の記事にも、セピリチュアルなものは「女性のためのもの」だけでなく、男性も関わっている世界だと書きましたが、次の記事には、私の少ない知識と経験から男性名を挙げてみます。
(記事が長くなるので分けます)
女性はこういうのを使うのが上手な人が多いと思います。良いものを選びながら、「自分の力を取り戻すために」使ってくださいね!
アメリカ人男性であるジェイムズ・ワンレス博士が開発したボイジャータロット。
男性的な絵柄のカードもあるし、「男性のカード」もあります。
(家族カードで、子供、女性、男性、賢者とある)