1月13日に発売され、オリコンランキングDVD総合、音楽チャートでウィークリー1位を獲得したPerfumeのライブDVD
Perfume Second Tour 「直角二等辺三角形TOUR」
は、今週もDVD音楽チャートでウィークリー5位をキープ。
ゴールドディスクに向けて順調に売上枚数を重ねています。
1月25日日付のデイリーチャートの方でも4位をキープしていますから、発売2週目で+1万数千枚くらいの上積みになったのかな、売り上げ指数もなくどこまで当てにしていい数字、ランキングなのかどうもよく分からないのですが、まあ、目安として嬉しい数字、結果かな、という気がします。
僕が今回のDVDが売れてほしい理由というのは今まで書いてきた通り、とにかくPerfumeはまだまだ新規ファンを増やしていって、ファン層が入れ替わることも含めて常にファン、ファン以外の音楽ファンにとって新鮮さを保った存在でいてほしい、ということに尽きるんですが、さて。
今週にDVDを買ってくれている人達がいったいどんな人達なのか、それが見えてきません。
発売1週目の5万4千枚という数字は(とりあえずこの数字を信用する前提で話を進めます)、これがイコール人数ということではないにしろ、案外現在ある程度熱心にPerfumeを応援しているファン層、たとえばPTA会員と会員ではないけれどもディスクは必ず買うしライブを楽しみにしている、であるとか、そういったファンの数字に近いんじゃないか、という気がしています。
4~5万人くらい。
もうちょっといるのかな。
それらの人達が買ったり買わなかったりした結果の数字として5万4千枚という売り上げがあったのかな、と。
シングルの発売1週目に多く見受けられる6~7万枚という数字から考えても、けっこう当てにしていい数字になるんじゃないか、と思います。
この、5万人前後の人数を「コア」「サイレントマジョリティ」合わせた「Perfume好きだよ」というファン層と仮定して、発売2週目の売り上げ枚数、おそらく1万枚~1万5千枚くらいなのかな、この数字は人数はどんな人達なのか。
もちろんこれは発売1週目に買った人たちが全員熱心なファンで2週目がすべてそれ以外の人たち、ということではなく飽くまで数字としての話ですので念の為。
今回のDVDは発売2週目に、その週が発売1週目となる色々なアーティストの音楽DVDがまとめて発売された1月19日付けのデイリーチャートでは一気に前日の2位から10位までランキングが落ち込みましたが、翌日からはずっと5位以上をキープ。
シングルCDの売り上げ推移から考えると大健闘だと言えそうです。
DVDの価格を考えると複数枚買いをすることもそう多くはないでしょうし、発売2週目の数字がコアなファンの買い支えとは考えられませんから、多分Perfumeに好意的な「予備ファン層」、ライブに参加するなどの決定的な体験があればさらに熱心に応援してくれるファン層にプラスすることのまったくのご新規を開拓できているのかもしれません。
で、プロデューサー目線は必要ない、みたいなことを書いておいてこんなことを言うのもあれなんですが、この新規ファンがPerfumeに関心を持っていてくれるタイミングで、そろそろ新曲に関する何らかの発表があってもいいんじゃないかな、という気がしています。
サーバーの機器の故障によるサイトの一時閉鎖、があって色々な告知スケジュールがもしかしたらグズグズに混乱しているとも考えられますけど、おそらく2月に入ってすぐくらいに発表があるんじゃないか、と。
チームPerfumeは、すでにPerfumeのファン層の若年齢化を活動のコンセプトに組み込んでいる、と思われますので、20歳前後からそれよりも若い人達に向けた歌詞の世界観の、春っぽい作品だったりするのかもしれません。
そこらへん、チームPerfumeはベタですからね。
とまあ、ここまではまあ妥当な予想ですよね。
ここから、品質と信頼の妄想、黒猫堂▽・w-▽ブランド。
もし、2月頭に発表がないとすると3月中の発売がちょっと怪しくなる。
チームPerfumeは商売っけが無いようでいて、コンベス発売の後「TSPS」あたりからはきっちりシーズンに合わせた内容のCDを制作してきています。
3月中の発売ということになると、歌詞の世界観が昨年の「ワンルーム・ディスコ」と内容的にかぶってしまう、それを避けるとすると4月頭。
すでに新生活をスタートさせた同世代に向けた歌詞の世界になったりするのかもしれないんですが。
もしかして、3月4月にシングルの発売情報がない、ということになれば、ですよ、一部ファンによって(含む→▽・w・▽ノ)願望込みで予想されている「シングル曲を収録しないコンセプチュアルなオリジナルアルバムの発表」なんかがあったりするかもしれません。
あるいは、新曲収録ありの「コンベス2」的内容のアルバムか。
Perfumeの活動というのはもうガッツリとアミューズ主導であって、TJCとかヤマハ制作チームは可哀想にビジネスパートナーというよりは下請け的な立場になっているのではないか、と思うんですが、ここらあたりで引き続きディスク制作、発売による旨みが欲しくなるところなのではないか、という気がします。
ただまあ妄想の世界から抜け出して考えてみると、アルバム発売とライブツアーというのはワンセットみたいなものですから、3月中にライブハウストゥワーがあって、引き続きのアルバム発売、ライブツアーはいくらなんでも考えられません。
早くても夏。
妥当なら晩秋。
コンベス2なら、ツアーは必ずしも必要ありませんから夏。
夏なら、攻めるなんて柄に合わないことを言ってますから、まさかの野外ライブを数万人規模でやったりするか、ドームワンデイズのライブイベントか、夏休みの若いファンを当てにして武道館横アリクラスの3デイズ。
オリジナルならツアー込みで晩秋。
となると、やはりそれまでに最低一枚、出来れば2枚はシングルを出しておきたいところですな。
で、アルバム発売が11月。
クリスマスシーズンまでツアー。
いかんいかん、妄想と現実がごっちゃになってきた。
チームPerfumeは沈黙している時が一番働いている時。
これからの情報も要チェック、ということで ▽・w・▽