まぶたの腫れには、お灸がよく効きます。
「目の腫れ・まぶたの腫れ」ですが、地域によって、言い方が様々です。大阪では、「メバチコ」と言っていました。
愛媛県四国中央市辺りでは、通称「目イボ」です。
医学的には、
○霰粒腫(さんりゅうしゅ)
まぶたにあるマイボーム腺の出口がつまって炎症が起きる。麦粒腫と異なり、細菌感染を伴わない無菌性の炎症。
○麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
俗に「ものもらい」と呼ばれる病気で、細菌感染によるもの。汗を出す腺や、まつげの毛根に感染した場合を外麦粒腫、マイボーム腺の感染を内麦粒腫と呼ぶ。
先日、朝起きたら左目に違和感。妻に、「左目が腫れてるよ」と言われる。
鏡で確認すると、左目の上まぶたが腫れている。しばらくすると腫れと違和感が強くなってきた。
麦粒腫 これは自分で灸の効果を実感するチャンス
過去の学生時代、まぶたが腫れ、かなり腫れが強くなり眼科で切開したような遠い記憶がある。
左手のツボ【二間】に灸をすえる
昼までに腫れが次第に引いて、2日後に完治。良く効いた
この数年で、まぶたの腫れで灸をしたのは、
ケガで通院中の学生、マブタが腫れて眼科へ通院しているが治らないという子。2名
治ったという友達から聞いて来院。 1名
いずれの子も後日話を聞くと、お灸の後2~3日で治ったということでした。
放置していたらどうなったかは不明ですが、なかなか治らない・悪化する場合が多いと推察されます。
麦粒腫・霰粒腫・ものもらい・目イボ・メバチコなどど診断されたまぶたの腫れには、是非お近くの鍼灸院にご相談の上、お灸を試してみて下さい。