【O-リング(オーリング)テスト】
アレルギー反応を調べるために、パッチテストがあります。しかし、調べるものには限りがあります。自分で簡単に、体に合わないものを調べる方法があります.
(テスト法)
調べたいものを、手のひらの上にのせる。反対の手で母指-小指でリングを作る。
(正式には母指-示指ですが、私は小指の方がわかりやすいので)
他人にリングを開いてもらう。
体が受け付ける場合は開かない。受け付けない場合は開いてしまう。
小さい子供は、膝にのせた状態で子供の手に対象物のせ、抱いている人のリングで反応が出ます。
例えば、水・塩にしても、種類は多数あります。反応は様々です。評判・表示に加え、自分の体に聞いてみるのが良いと思います。
アトピーの治療を行っている、松田三千雄医師の著書の中で、意外にも【ダシの素】がアレルギーの原因となっている場合もあると記されています。調味料の添加物に反応する人もいるのでしょう。
【鍼灸(しんきゅう)治療】
当院では、アトピー性皮膚炎の方へ鍼灸治療を行っています。
鍼灸治療は、鍼(はり)と灸(きゅう)で全身のエネルギーが正常に巡るように調整
します。エネルギー(気の流れ)がスムーズに循環していないために、様々な症(痛
み・不調・病気)が起こると考えます。身体全体の陰陽虚実寒熱(いんようきょじつ
かんねつ)が、どの様な状態にあるかを判断し、治療を行います。
・皮膚アレルギーは、皮膚に熱が停滞して発散できない状態にある。
・アトピー性皮膚炎は、血の滞り(瘀血おけつ)があって体中に毒素のようなものが巡る
・皮膚の働きが低下している
全ての人が当てはまるわけではありませんが、簡単に説明すると上記のような状態であると考え、体のエネルギーが正常に循環できるようにし、人間本来の働きが機能できる状態にするように、鍼と灸で治療します。
治療を受ける立場からすれば、治療して良くなるのが当たり前。良くならないと不満になると思います。しかし、様々な治療を受けても、なかなか改善しない場合がある。
体に不要な飲食物が、体の働きを邪魔している要因になっているかもしれない。
治療と共に飲食物改善を、少しからでもしてみませんか。できる限りサポートしていきます。相乗効果で治療効果が高まると思います。