【ストレスによる身体の不調を改善】
コロナ禍以降、精神的ストレスによる身体の不調(不定愁訴)でお悩みの患者さんが増えました。
そこで今回は、「ストレスによる身体の不調」の改善に役立つ、いくつかの習慣をご紹介します。
■食事の際、咀嚼をひと口30回に増やす
ゆっくりと食事をすると精神的にも落ち着きますし、唾液の分泌も促されるので消化の助けにもなります。
また咀嚼で顎の筋肉を動かすとリンパ液の流れも促進され、顔の「むくみ」を取る効果も期待できます。
「精神・健康・美容」に良いので一石三鳥です。
■空いた時間は、スマホではなく空を見る
多くの患者さんが、独りだけで「ぼんやりする時間」をお持ちでないことに驚きます。
特に女性の方は、仕事、家事、掃除、子供のこと等、常に次から次へと頭を回転させて、気が休まる時間をお持ちでない傾向があります。
お茶やコーヒーなどをいただきながら、スマホから手を離して、ただただ空を眺める「自分だけの時間」を設けることをお勧めします。
それは、5分間でも構いません。
その時間がもたらす精神的な安定感は思った以上に大きいはずです。
■甘い物は控える
甘味は血糖値を急上昇させます。
急上昇した血中の糖を急降下させるため膵臓からインスリンが大放出されます。
そして、また甘味を食べると急上昇→急降下→急上昇→急降下、これでは臓器が休まりませんので、ストレスがかかります。
「疲れると甘いものが欲しくなる」という呪縛から逃れて、健康のために甘い物を控えていただくと身体も楽になるはずです。
■足元を冷やさない
東洋医学では、「気」のバランスを崩すと身体の不調をもたらすと考えられています。
一つの例として、頭に「気」が上昇してしまい足元が冷えるケースがあります。
その原因には「常に考えごとが多い・悩みが多い」など頭を休める時間が少ないことが挙げられます。
しかし「考えるな、悩むな」と言われても、そう簡単ではありません。
改善方法としては、「気」の上昇を抑えるために足元を冷やさないようにして上下のバランスを整えると良いでしょう。
■手をマッサージする
手は人間の身体で最も複雑に動き、知覚も繊細な部位です。
手には多くの「ツボ」も存在すると考えられています。
手の平をマッサージすることは身体にも良く、精神も安定します。痛みのない程度に圧を加えながら、ゆっくりと行うと良いでしょう。
また私たちが生活する上で最も頻繁に使用する部位でもあるわけですから、時には「感謝」の気持ちを込めながら行うのも良いかもしれません。
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