数年前にご依頼の多かった脂肪注入治療の症例になります。
銀座で診療をしていると、なぜか脂肪注入よりもヒアルロン酸で何とかして欲しいというご依頼が普段は多いのです。ヒアルロン酸の良いところは勿論、手軽に腫れ感少なく、簡単に即日治療というイメージですね。
では、それに比べ脂肪注入治療の利点は、、ヒアルロン酸よりも断然長持ちする、コンデンスリッチ脂肪注入技術であれば、定着率は断然高いというもの、あとはヒアルロン酸は水に沈むもの、つまり比重が重い、対して脂肪は水に浮くもの、つまり、比重が軽い、、
軽いものほど、まぶたの上に入った時に違和感を感じにくいという特徴があります。
確かにヒアルロン酸もほとんど粒子を感じないくらいの商品があります(例えば、レスチレンのヴィタールなど)が、脂肪細胞のなじみの良さから考えると、うーーん、どちらも捨てがたい、、あと、あえて、言及すると、脂肪注入のリスクではしこり、繊維化形成などの問題があります。脂肪注入方法の違いでかなり改善させることは出来ると思います。microCRF治療などはそのリスクと定着率を飛躍的に改善させた良い方法ですね。
では、本症例をご覧いただきます。
治療前。
目の上のくぼみは一般的に朝起きたときからどんどん時間経過で深くなっていきます。午前中よりも午後、夜になるにつれ、深くなるということです。
治療後1ヶ月。
綺麗になりました。
右目、治療前。
二重ラインはありますが、窪み傾向のある方は窪みが深くなればなるほど、二重が三重瞼になることもあります。
治療後1ヶ月。
二重幅はほとんど変えていないのですが、窪みが改善すると二重幅は多少狭くなります。
左目、治療前。
左目、治療後1ヶ月。
お顔の印象の中で、目の上の窪みは実年齢よりも老けて見えてしまうことがあります。
今回のお悩みを改善されて、間違いなく美しく若々しくなっています。
症例モデルをお引き受けいただきまして、誠に有難うございます。