他クリニックのL型プロテーゼの修整治療 | 銀座4丁目の美容外科皮膚科クリニック。鼻、目の下、輪郭の若返りの匠。。

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美容外科医として20年目の節目となりました。美容医療のスペシャリストとして、情報配信していきたいと思います。




症例報告になります。画像は手術直後のものしかございませんが、他クリニックでのL型シリコンプロテーゼの合併症の治療になります。




L型の脚の部分が拘縮を起こして、変形を生じていること、鼻尖にはシリコンが透けてきていることがその症状でした。もちろん、鼻尖の皮膚は薄く弱くなっています。






①美容外科医。村井高志。。



治療前です。




ご覧の様に、鼻柱のゆがみが生じています。これはL型プロテーゼの拘縮症状です。縮み上がって、Lの曲がり角が上方に挙がってしまってきています。さらにその曲がり角が皮膚に当たっているため、皮膚が薄くなってきているというわけです。






①美容外科医。村井高志。。



治療直後です。




鼻柱のゆがみ症状は改善しました。シリコンプロテーゼの脚の部分が左右の鼻翼軟骨間にはまっていて、そこに強い被膜を作っていました。




被膜はできる限り取り除き、さらに鼻翼軟骨の形を十分に露出させ、左右の軟骨の頭側部分切除を行い、鼻先に、ON LAY(重ねて高さを出す)そして、皮膚から軟骨形状を分からなくさせるために、脂肪組織を用いて被覆しました。








①美容外科医。村井高志。。



治療前です。




正面から見ると、シリコンプロテーゼが細く、斜めになっているのが理解できると思います。拘縮により縮み上がって、斜めに変形したものと思われます。




L型のプロテーゼの脚が鼻翼軟骨間にあり、左右の鼻翼軟骨をさらに離して、鼻先が太く感じられます。






①美容外科医。村井高志。。



治療直後です。




少し分かりづらいのですが、鼻先を少し下向きに伸ばしています。勿論、鼻先は軟骨を内側に引き寄せて、固定いたしました。




プロテーゼは太め(鼻骨幅に合致したサイズ)で、高さは鼻根部をしっかり出して、鼻先には入らないものを使用しています。非常に柔らかいソフトシリコンといたしました。鼻先は脂肪組織で置換しています。






①美容外科医。村井高志。。



治療前。






①美容外科医。村井高志。。



治療直後。




自然な範囲で高さ、鼻先の細さ、形状のイメージを整えました。




今回の鼻先に用いた脂肪組織は眼窩脂肪です。中顔面を全体的に整えたことになります。